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不可解な物
 バルセロナで建物の側面に妙な物が飛び出しているのを見つけた。最初は家具をベランダから入れるため滑車の支柱を取り付けるステイだと思っていたのだが、付いている下に必ず窓があるわけではない。古い建物になると妙な装飾まで付いている。特徴はその先端にあいた穴。
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by marshM | 2006-10-31 23:59 |
時間旅行
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 午前中パルマの町をお土産探しで時間を費やし、午後にイベリア航空でバルセロナへと向かう。地中海上空は荒れ模様で、西日に映し出されたMD-88の影が虹に包まれるブロッケン現象が現れる。海上には大きな積乱雲。稲光も見える。
 バルセロナに着くと追っかけ雨と雷。幸運にも雨に打たれずに移動することが出来た。
 明日はバルセロナからミュンヘン経由で日本。-8時間の時差を11時間かけて追いかける。行きに昼間が延々続いた分、一気に時間を飛び越すことになる。
 長かった旅ももう終わり。ブログネタは沢山収集できたので、暫くお土産話を続けられそうである。
by marshM | 2006-10-19 06:46 |
食が良ければ全て良し
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 パルマから路線バスで30分。マヨルカ島西部山岳地帯にたたずむ小さな町、ヴァルデモッサ。ショパンが恋人と過ごしたとか何とか、ベージュの壁にグリーンの鎧戸で統一された町は秋風に吹かれて優しく我々を迎えてくれた。
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 そこから再びバスに乗ること1時間、SOLLERの港で昼食をとり、今度は木製の古い電車に乗ってパルマの町へ戻る。一面のオリーブ畑の崖道を、高級別荘地を眺めながらゆっくり進み、露天デッキで風に吹かれながら山の頂を眺める。
e0087225_7564183.jpg 乗り物に関してはなかなか楽しかったのだが、マヨルカ島に来てからどうにもふるわないのが食。ここぞと挑んだところがことごとく不味い。パルマに戻っての夕食はこの島での最後のちゃんとした食事になる。ホテルのフロントマンにこの島の料理を出す美味い店を聞き出して、まだ行ったことのない区域に足を伸ばしてみる。
 やはり蛇の道は蛇、美味いものが揃っている。マラガでもグラナダでも美味い店には味のある店員が居て楽しませてくれた。その店でもこの道何十年も一筋に皆を楽しませてきたであろう、実直そうな店員が給仕してくれた。少し低迷気味のマヨルカ評も一気に高得点を稼いだようだ。やはり、我々の旅は食が良ければ終わりも良いのである。
by marshM | 2006-10-18 07:57 |
リゾートアイランド
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 早朝通勤ラッシュをかき分けてバルセロナの空港から旅立った先は、ヨーロッパ中からバカンスに訪れるリゾートアイランド、マヨルカ(マジョルカ)島。先に滞在したコスタ・デル・ソルもヨーロッパのリゾート地なのだが、マヨルカ島の方が高級感が溢れている。
 空港から程近い島の中心街パルマには、ヨーロッパで名だたるブティックはもちろん、食からアクセサリー、雑貨にいたるまで手に入らないものはないのではと思うくらいショップが充実している。
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e0087225_733942.jpg カミさんはさっそく日本ではお目にかかれないタイプの編み上げサンダルをまとめて購入。私も貝の化石だのバオバブの種だの、面白雑貨を購入。これが日本で買うより断然安い。
 ショッピングの合間に古い街中からひょっこり現れるカテドラルや教会を眺めた後は、お昼を食べてシエスタ。シエスタの時間帯はあちこちのショップも軒並み閉まる。長旅で少し疲れが出たのか、夕方までぐっすり眠った後は再び市街へ。
 明日は島の西側に電車で遠出の予定。ガイドブックをバルセロナに忘れてきてしまったため、現地の友人お薦めの場所に観光なのだが、さて、どうなることやら。
by marshM | 2006-10-17 07:11 |
古き町
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e0087225_774940.jpg 中世から変わらない外見を保つ町並みのジローナ。市街に繰り出すとカタロニア地方の伝統文化を保存する運動のパレードがやってきた。大きなお面をかぶり竹馬をはいた国王や家臣達が音楽と共に歩いてくる。
 今まで回ってきた中でも一番治安が良く、古い町並みがまとまって見られる印象がある。ただ、すでに世界に知られている有名なポイントがないというだけで多くの観光客が通り過ぎていってしまうらしい。日本人も長くて1日の滞在、故にホテルも2・3軒しかないそうだ。
 しかしなんとも雰囲気のある良い町なのだ。普通に車で走っていても見かける農家の一軒一軒が古いたたずまいであり、遠くの集落に囲まれた教会の尖塔はどれも味のある建築なのである。
 日本に帰ったらぜひともブログかホームページで詳しく紹介して欲しいとカミさんの友人や家族に約束させられてしまった。そうと知っていればもっと滞在を伸ばしたものを。しかしながら今日は再びバルセロナに戻り、明日のマヨルカ行きに向けてカバンの中身をつめ直しているところ。
 我々の旅も残すところ後わずか。スペインの最大リゾートアイランドにして古の歴史を持つ島、マヨルカへの期待もまた膨らんでいるのである。
by marshM | 2006-10-16 07:22 |
ジローナ
 ジブラルタルの巨岩を見てすっかり気が抜けた私は、飛行機に乗って乗り継ぎのミュンヘンへ・・・とはまだ行かないのである。今度はバルセロナに戻り、カミさんの一番の友人の実家があるジローナへと一路高速を飛ばすのである。
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 フランスまで車でわずか30分足らずの小さな田舎町、ジローナは、100年以上前の建物が幾つも現存する古い町である。宿としてお世話になるのは、そんな町の中でもかなり名士と思われる家の広い大きなお屋敷。広い中庭には噴水もあり、食後にのんびり座っていると、スペイン人でなくてもシエスタを楽しみたくなる。
 優しくておしゃべり好きなパパに家の歴史そのものの納屋の中を紹介してもらったら、こんどは町に繰り出してあちこちを観て回る予定。どんな景色が待っているのか、楽しみである。
by marshM | 2006-10-15 00:11 |
5時間と45分
 太陽の海岸をからだでいっぱいに感じながらゆっくりと朝食をとり、いささか慌ててバスターミナルへと出かける。今日は今回の旅の自分の中のメイン・イベントが待っている。
 マラガ・エスタシオンから南西へ、バスはコスタ・デル・ソルの高級リゾート海岸を縫うように進んでいく。2時間半かかって着いた先はラ・リネア。そこから5分歩くとイギリス領ジブラルタルへの国境だ。
 ジブラルタル、地中海の西の入り口。"ザ・ロック"と呼ばれる巨岩に抱かれた町。18世紀のイギリス帆船冒険小説を読んでいれば知らぬものは居ない土地である。地中海の制海権を握る重要拠点であり、カリブ海やインド洋への航海の最初の中継地点でもある。
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 しばしば物語に出てくるその巨岩に抱かれた町に立つことは、ある種夢であったかもしれない。こんなに早く実現するとは、付き合ってくれたカミさんに感謝しなくてはならない。何しろ滞在時間は45分で帰りのバスに飛び乗ったのだから。
 飛び乗る直前、1ジブラルタル・ポンド硬貨を両替所で手に入れ、またしても2時間30分のバス旅行に戻る。日が沈むコスタ・デル・ソルを眺めつつ、随分遠くに来たもんだと二人で笑いあった。
by marshM | 2006-10-13 06:13 |
南へ
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 グラナダからマラガまで中距離バスで2時間弱の道のり、バスはかなりのスピードで荒野の中を疾走する。見渡す限りのオリーブ畑や小さな廃屋に見慣れてくると、することもないので日本から持参した「アルハンブラ物語」を読み進める。冒頭、17世紀のスペインの荒野を旅する情景が、今、目の前の景色とダブって思わぬ効果を醸し出す。盗賊が待ち伏せする渓谷は隊商を組んで一軍隊ほどの人数で移動したその道を、我々は十数人ほどの雑多な人種の鋼の幌馬車隊で移動しているのだ。
 うとうとしかけた頃に丘を一つ越えるといきなり海が現れる。コバルト色の地中海だ。
e0087225_17251474.jpg バスは街の西のはずれにあるターミナルに着く。我々が今日宿泊するのは東のはずれ、バスをもう2本乗り継いだ先の海水浴場。いわゆるコスタ・デル・ソルの民宿のようなホテルである。市内の地図しか持ち合わせていないので、彼女の語学力とGoogle Map のプリントアウトを頼りに宿を探す。
e0087225_17253695.jpg たどり着いたところはまさしく太陽の海岸であった。まだまだ日光浴をしたりのんびり散歩する客で賑わっている。そして、意外にも民宿だと思い込んでいた宿は、三ツ星の由緒正しいホテルであった。本館は海辺のカフェの奥にレセプションがあり、連泊を申し込んだ我々は少し離れたコンドミニアムに案内された。
 遅い昼食を本館に戻って注文すると、ヨーロッパのバカンスがいかに優雅なものかが連想できるようだ。まだ来たばかりなのにもう一度来たくなる所。通りの猫が優しい時間の流れを細い爪でつなぎとめている。
by marshM | 2006-10-12 17:28 |
文化が交じり合うところ
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 グラナダ1日目の昨日はアランブラ宮殿の下見とアルバイシンの丘の散策に費やした。結局アランブラ宮殿は内側を見に行くよりも対岸の丘からその全景を眺めたほうがいいという結論に達し、アルバイシンから麓のアラブ街が我々の探検目的となった。
e0087225_654964.jpg そして、今日は一日ヌエバ広場近くにあるアラブ街、カルデレリア・ヌエバ通りを重点的に散策した。まずは土産物屋の並ぶ地域の一番天辺にあるアーティスティックなアクセサリーとエッチング版画の店で自分たちのお土産を購入。ブラブラと坂を下って店先をひやかし、アラブ風テテリア(カフェテリア)で遅い昼食。
 グラナダは過去にイスラム教徒に支配されていた歴史がある。地中海を東に行けばアラブ、西のジブラルタル海峡はわずかな距離でアフリカに通じる。ヨーロッパ・アラブ・アフリカの文化がぶつかって混在する街の雰囲気は、とてもエキゾチックで一度根が生えると動きたくなくなってしまう。
e0087225_6544634.jpg シエスタの後、タパスのはしごのシメにテテリアに戻り、安シガーとセビリア風の香辛料がきいたお茶でまったりとした時間を送る。もう暫く、その濃い時間の流れに少し飽きるまで腰を落ち着けて居たいのだが、明日は地中海の要衝ジブラルタルの前哨としてマラガに入らなければならない。早々に喧騒のアラブ街を後にしたのだった。
by marshM | 2006-10-11 06:59 |
犬と猫
e0087225_0525462.jpge0087225_053148.jpg バルセロナの人たちはとてもペットを大事にしているようだ。毎日犬を散歩に連れ出し、リードをつけていなくてもどこかへ行ってしまうわけでもなく、飼い主と犬は歩調をあわせて歩いている。ただ、ちょっとだけ街が排泄物で臭い。
 バルセロナには猫が居ない。住人に聞いてもなぜかはわからないが居ないとの答え。ところが、グラナダ、アルハンブラ宮殿は沢山の猫が住んでいる。とても人馴れしていて呼べばすりよって愛想を振りまく。ただ、ちょっとだけ、いや、ちょっとどころかかなり宮殿の庭は猫のオシッコで臭い。
by marshM | 2006-10-11 01:02 |