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甘い誘惑
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 普段はあまり飲まない牛乳がパックにたくさん残っているので、今夜はカルーアミルク。一気に飲んでしまえと思ったがカルーアがもう残り少ない。カルーアミルクは最後にちょっと濃い所をすするのが何とも楽しい。イタリア人のエスプレッソの様な楽しみである。
 イタリア人はコーヒーをブラックでなど飲まないのだそうだ。イタリア人のコーヒーと言えばエスプレッソ。エスプレッソは朝のバールでの眠気覚ましや食事の終わりにドルチェ替わりによく飲まれるそうなのだが、砂糖をたっぷり入れて最後に溶け残った部分を小さじですくってなめるのが楽しいらしい。学生時代喫茶店でストレートコーヒーに凝った私はずっとブラック党だったのだが、カミさんにこの話を聞いて試してみるとなるほど美味しいのである。それ以来エスプレッソには必ず砂糖を入れる様になった。
 イタリア人のドルチェの感覚はなかなか侮れない。南北に細長く四季を食に感じるお国柄は日本人の舌にも馴染みが深い。イタリア発のウエハースチョコレートの店が近頃名をあげてきているらしい。カミさんが夫婦共通の友人達にあげるのだとチョコレートを選ぶのをつきあったが、物を見ているだけでも「ああなるほどこれならうまいに違いない」と思わせる姿形。その上デザイン大国イタリアである、パッケージもなかなか洒落ているのである。一つ試食をと思ったのだが、バラ売りはしていなかったので本当のところはわからない。しかしそれを美味しそうに食べる友人達の顔を見れば美味しかっただろう事は感想を聞かずともわかった。
 カルーアミルクがもう沈んで余るほど残っていない。この後はグラッパかラムでシメである。
by marshM | 2005-12-14 23:10 |
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