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民族的ストーリーの考察
e0087225_1525669.jpg ディズニーの『アトランティス 失われた帝国』を見たのだが、面白いには面白いのだけれど、どうも自分には馴染めない何かを感じた。その何かとはなんであるかとつらつら考えていると面白い事に考えが行き当たった。
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 偶然つい先日地上波で放映された『天空の城ラピュタ』はストーリーの構成が『アトランティス』と非常によく似ている。伝説の都市・手掛かり・軍人・裏切り・仲間と都市の崩壊。よく似ている二つのストーリーで一番の相違点は、最終的に伝説の都市を去るのか残るのかと言う点だ。前者『ラピュタ』は崩壊と共に消え主人公たちは故郷へと戻る。後者『アトランティス』は崩壊を止め主人公たちは都市に残る。まるで「その後王子と姫は末永く幸せに暮らしました」と言わんばかりに。
 そう思うと日本の昔話にはどこか異界の地に迷い込んでも現世に戻って終わる話が多いように思える。桃太郎しかり、浦島太郎しかり。宮崎駿の世界観が現実に戻る、即ち輪廻転生を表しているとすると、ディズニーは天国という次のステージに至るキリスト教的思想に基づいてるのではないか。
 そんな意識に登らないレベルで教化されてきた自分の心にどちらが面白いかと問えば、自ずと答えが出てくるような気がするのである。その答えは人それぞれなのだが。

 などとくだらない事をぼんやりと考えてしまう週末の夜。
by marshM | 2009-11-21 23:59 |
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