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ボンベイ・サファイア
e0087225_11434146.jpg 癖のある酒が好きである。昔入り浸っていたBARでテキーラを好んで飲んでいたら、ボンベイ・サファイアとキャプテン・モーガンを教えてくれた。普段は取っつきづらいジンとラムなのだが、どちらも香草のフレーバー付けがしてありストレートでもおいしく飲む事が出来る。
 先日何気なく買ってあったボンベイ・サファイアとパイプ煙草とを合わせてみたらことのほかおいしい事に気付いてしまった。パイプ煙草の煙は肺に入れない。舌と喉と鼻で味わう。強い酒をすするようにちょろちょろと吸い込むと、舌にほのかな甘さが広がり、喉奥や鼻腔にお茶の葉を燻したような香りが漂う。その合間にボンベイ・サファイアをちびちび舐めると、甘さと香りが相互に高めあって得も言われぬ一時を作り出す。
 ならば他の酒ではどうなのか。とろりとした甘さは煙の微かな甘さを飲み込んでしまうので合わないのはシェリーのモスカテルでわかっている。ではパイプ煙草に香り付けとして使われる事もあるラムは、スコッチのシングルモルトやアイリッシュウイスキーはどうだ、と想像は広がっていく。
 洋酒もパイプ煙草も欧米で出来上がった嗜好品である。酒がある所にはパイプがあり、種類の数だけ歴史が語られる。そんな物を追求し出したら只でさえ寒い懐が素寒貧になってしまうだろう、と自戒しつつも鼻の奥にあの香りが甦って心が浮き足立つのである。
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by marshM | 2007-03-27 23:59 |
カーブミラーの空
e0087225_21558.jpg 先々週は近所にある梅の名所が賑わっていたようなので、天気の良い日に冷やかしがてら散歩に出てみた。ところが、どんど焼きでもやったのであろうか、折からの風で煙と灰が舞い花見どころではなかった。先週今週に入るともう花粉の影響が出て散歩どころではない。今年は花粉量が多いのか、それともヨーグルトを食べなかったせいか、少し症状が重い。布団も干したくないくらいである。
 カメラを持ってのんびり散歩すると、必ずカーブミラーの中の風景に目を引かれてしまう。普段車を運転するのでそこにあればつい視線がいってしまう習性がついているのだろうが、改めて真下に立ってその中の風景を覗いてみると、なかなか面白い眺めである事に気が付く。そして、いつもカメラを撮る側の自分自身と風景を一緒に撮る事が出来る面白い素材として、一枚シャッターを切る。
 思えば湾曲したその風景は魚眼レンズの作り出す世界。ズームと50mmの明るい単焦点レンズは持っているのだが、少し面白いレンズを何本か持っていても良いのかも知れない。とは言え、私が撮る写真は作品ではなく素材にしかなり得ないような絵柄ばかりなのだが。
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by marshM | 2007-02-23 23:59 |
IKEAに行ってきた。
e0087225_1713264.jpg 新聞の折り込みに近所のIKEAの広告が入っていた。なかなか安くて面白そうなので、急遽予定を変更してカミさんと行ってみる。
 平日の昼前はさすがに閑散とした店内。それでも12時を過ぎる頃には家事を済ませた主婦でにぎわってくる。
 安い。とにかく安い。植木鉢は安いが観葉植物は仕入れの違いか戦略か高い。全体的に安かろう悪かろう的な雰囲気は否めないが、若い新婚カップルが家財道具一式揃えるには丁度良い感じではないだろうか。実際、バルセロナの友人夫妻の家の中にあるほとんどの物を横浜のIKEAで見る事ができた。
 山の様な衝動買いの中、私はろうそくとランプを購入。庭でシガーを楽しむ時に使う予定。なに、安かろうが作りが悪かろうが、庭でシガー1本分暗闇をほのかに照らすことが出来ればほかはかまいはしないのである。
 ロテーラ ティーライト用ランタン490円。高いか安いか。
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by marshM | 2006-11-17 23:59 |
に、にゃぁ
e0087225_220288.jpg カブトムシだクワガタだと毎晩のようにカメラ片手に出歩いていたら、とうとうミニパトで回ってきた警官に職務質問されてしまった。もちろん「何言ってんですか、カブトムシですよ」の一言で見逃してもらう。
 カブトムシがぶつかり合う音、飛び交う羽の音、カミキリムシがギシギシ鳴く声、合間に「ニャア」とか細い声。「にゃぁ」?、どこから聞こえるのかと探してみると、数メートル先の草むらに野球ボールくらいの大きさの毛玉が4つ転がっている。モゾモゾと動き出したのをよく見ると猫の子供。まだ生後1ヶ月前後と言った所か。
 その草むらはあつらえたようにくぼんでいて大きな木が雨風からかばっている。猫には詳しい義理の母によれば「それは親猫がそこで産み落としたんだな、夜になるとお乳をやりに帰ってくる」そうなので、安心して放置する事にする。
 そして今夜も虫見物をかねて猫の様子見。雨が降らないのでカブトムシの木は大盛況。子供達がお父さんに連れられてぎゃーぎゃー騒いでいる。それに釣られてか子供達が引っ張り出したのか、仔猫たちは通りにまでフラフラ出てきていた。人がいなくなった隙を見て4匹を誘導、元の巣に放り込んでやるとスヤスヤ眠りはじめた。
 しばらく、忙しい夜が続きそうな予感。
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by marshM | 2006-07-10 23:59 |
沖縄ソバの旅 7
e0087225_15235139.jpg 6月13日、空は曇り空だが、時折晴れ間も覗くまずまずの天気。朝8時に起きて軽い朝食を済ますと、別々のホテルにチェックインした義弟と連絡を取り合って合流。早速今日1軒目のソバへと車を走らせる。
 通算5杯目のソバに彼が選んでくれたのは、北谷は宮城海岸の「浜屋」。開店は10時、その5分前についてキッカリに扉をくぐる。ここのお勧めはゆし豆腐ソバと聞いて注文するが、肝心のゆし豆腐がまだ届いていないらしく、仕方なく浜で時間をつぶす事に。

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by marshM | 2006-06-30 15:45 |
帽子
e0087225_19271862.jpg 私は帽子が似合わない。頭がでかく顔が四角いと帽子という物は似合わない。そしてなによりこの頭が入る帽子を見つけるのが一苦労なのだ。こんな事を書くと知らない人はフランケン・シュタインの人造人間を連想するだろうが、ほんの数センチ、フリーサイズより大きいだけなのである。
 帽子というのは顔の横幅よりも縦の割合の方が多い人に似合う物である。それが証拠にうちのカミさんはどんな帽子をかぶっても似合う。おまけに頭が小さいから幼稚園児の帽子もかぶれるそうだ。顔の大きさを無理矢理分けてやりたいようである。
 それでも何とか私に似合うお気に入りのサファリハットがあったのだが、小笠原や南太平洋の潮風をふんだんに吸い込んだ汗染みが浮き、金具からは錆が出て布地まで変色してしまったので捨ててしまったのであった。確かあちこち探し回って東急ハンズあたりでやっと見つけた物だった。
 来月の沖縄行きにあわせてまた帽子を探さなくてはならない。近所のファッション関連の店舗では既に合う物が皆無である事はわかっている。また放浪の民だ。今度は目先を変えてアウトドア用品店でも覗いてみよう。
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by marshM | 2006-05-30 19:45 |
手のひらの海
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 LANCOMEのBI-FACILとは敏感な目元口元に優しいメイク落としだそうだ。これが化粧品売り場に並んでいるとつい手に取ってしまう。2種類の成分が比重の差で上下に分かれている。これをほんの軽く振るようにかき混ぜて傾けてみると海の波のように見える。色も綺麗なブルーでなかなか飽きない。
 化粧品売り場で化粧水の瓶をこねくり回す無精ひげの男もどうかと思うが、面白いのでやめられない。ちなみに某量販店のLANCOMEコーナーにはこの製品はなかった。直営店にしか卸していないのだろうか?
 江ノ島の土産物店に置いてあった似たようなミニボトルにはサーファーが浮いていた。ただの置物であるが、これも飽きない。あげくには大きな箱が電動で傾いて波を演出する製品も何処かで目にしたが、これはいただけない。小さな日常にふと現れるからこそ、イメージを刺激して海を思い出させるのである。安っぽく塗り替えてはいけない。
 今日もボトルの中は荒れ模様である。
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by marshM | 2006-02-23 12:34 |