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都会の空
e0087225_21195760.jpg 都会の空に星は無い。歌謡曲の歌詞にありがちな、誰でも知っている事実だ。でも、知っているのと実感するのは大違いなのだ。
 一晩中明かりの消えることの無い東京で遊んでいようが、家に帰る小道で空を見上げれば星が瞬いているのとは違って、その場所に住んでしまうと空はいつ見上げても明るいままだ。流星群が来たからといって暗がりに出ても群青色が広がるばかり。空に星が無いのなら夜空を見上げる必要など無くなってしまう。星を見上げる習慣を忘れてしまいそうだ。
 どんな嵐でも雲の上に出れば青い空がある。明るい夜空の上にも必ず宇宙が広がっていることを忘れてはいけない。流星群が来れば時には夜空を焦がす大火球が流れることもある、明るい惑星や衛星はネオンサインに負けない明るさを放ってもいる。空を見上げることを忘れてはいけない。
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by marshM | 2011-12-21 22:00 |
ミステリの楽しみ
e0087225_0243753.jpg ミステリ小説が好きだ。だが、生粋の推理小説マニアというわけではない。途中まで読んだら自分なりに犯人を推理して「先が読める展開だ」なんて一人ごちるようなことはしない。そんな自分の読書癖をよく表わすようなことがあった。
 最近流行の日常の不思議を推理するタイプ、殺人の起こらない小説を読んでいたのだが、中盤から展開が加速して興が乗ってきた。終盤近くに章仕立て自体にトリックがあったことがわかってなるほどと膝を打った後、お待ちかねの犯人との対峙シーンである。罠を仕掛けた暗がりに明かりがともされ素顔が明らかになる犯人。そこで主人公が名前を呼ぶのだが、一瞬それが誰だかわからなかった。
 実を言うと私は人の名前を覚えるのが不得手である。その人の行動や容姿なら記憶しているのだが、名前は何度聞いても覚えていないことが多い。その悪い癖が推理小説を読んでいるときにも出てしまったのだ。せめて主人公が「犯人はいつも変わったトレーナーを着ている山田だったのか!」とか叫んでくれればすぐにわかるのだが、それでは探偵役の腕の見せ所である大事なシーンが台無しである。
 結局、どうも私はミステリ小説の謎解きを楽しんでいるのではなかったらしい。謎が生まれる日常とはちょっと変わったシチュエーション、登場人物のロールプレイ自体を面白いと思っているのかもしれない。こんな楽しみ方でも小説は文句を言わないからありがたい。著者は頭を抱えるかもしれないが。
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by marshM | 2011-12-13 23:59 |
渋谷
e0087225_2183643.jpg 久しぶりに渋谷をブラブラと歩いてきた。というのも、カミさんの実家のほうにいる姪っ子たちの、クリスマスプレゼントを選ぶのに付き合ってきたのだ。
 渋谷でよく遊んでいたのはもうずいぶん昔の話。109の賑わいは変わらずとも、その周辺環境はすっかり変わってしまった。それよりも一番変わったのは自分の年だろうか。流行の店でハイティーン向けのかわいらしい洋服を見ていると、自分と同い年くらいの女性が通りかかるのだが、その横には必ず娘を連れて歩いている。いつの間にかそんな年になってしまった自分が、相変わらず女性の買い物に付き合って同じ109の中を見て回っていると思うと、なんだか可笑しくなってきた。
 109を出てすっかり様変わりしてしまった道玄坂周辺を一回りして、遅めのランチを楽しんでから家路に着いた。
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by marshM | 2011-12-10 23:59 |
師も車も
e0087225_165966.jpg 師走の道は相変わらず車であふれ、繁華街を貫く通りは中々前へ進めない。この時期車で走り回って怖い思いをしたのも今は昔。友人の運転にこちらはのんびり街並みを眺める。
 百貨店もブランド路面店もクリスマスの飾り付けで華々しい。それで思い出したが、年賀状の絵柄を作り終わって安心している場合ではなかった。クリスマスカードを作らなくてはならない。国内は年賀状で良いが海外向けにはクリスマスカードなのだ。
 あわてず急がず事故の無いように。
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by marshM | 2011-12-08 23:59 |
ショッピング
e0087225_22262229.jpg カミさんの買い物に付き合って銀座をブラブラ、ついでに自分の服もちょっとだけ。
 女性服で気になったのはポンチョ型の上着。今年は流行りだとかでどの店に行っても必ずポンチョ型の上着が下がっている。それを見に来る女性もかわいらしくポンチョを着こなしていた。
 人ごみの中をあちこち歩き回っているうちに日が暮れる。冬だから日が暮れるのはあっという間。バスに乗ってさあ帰ろう。
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by marshM | 2011-12-04 22:36 |
ツンデレ
e0087225_11172.jpg ツンデレキャラ好きはどこから来たのか。思い返してみると一番最初は実家で飼っていた猫か。普段から呼んでも来ない、抱き上げたり膝に乗せるのは嫌がるくせに、夜になると布団にもぐりこみ落ち込んでいるといつの間にか隣にいる。これをツンデレキャラと言わずして何と言おうか。
 いまどきの漫画小説アニメには必ずといって良いほどツンデレキャラが出てくるが、そういったものが好きな人たちはツンとデレの割合に厳しいらしい。ツンが多ければ多いほどいいというのだ。
 猫を起源とした私の好きなツンデレは、どちらかというとデレがしっかり入ってないと納得できない。マティーニのベルモットの分量ではないのだから甘いほうが良いに決まってる。だから、なんだか流行のライトノベルの類はちょっと物足りないのだ。ま、どうでも良い話なのだが。
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by marshM | 2011-11-30 23:59 |
歯間ブラシ
e0087225_1574092.jpg 「歯と歯茎の間」「歯周病菌」、そんな言葉はCMの中だけだと思っていたのだが、身近なところで聞く羽目になるとは思っていなかった。
 最近通った歯医者へは外れたかぶせ物を直してもらうために行ったのだが、夏前ごろから気になっていた歯茎の腫れもしっかり指摘された。歯科医が言うには過去の治療跡の隙間や歯と歯茎の隙間から歯周病菌が入り込んで、それが歯根に膿をためて歯茎を腫らしているらしかった。
 そこで勧められたのはマウスウォッシュの原液と歯間ブラシ。もちろん治療時に消毒もしてもらったのだが、歯間ブラシに原液をつけて毎日消毒と歯垢を綺麗にすることで、歯周病菌を根絶させるというのだ。これが良く効いた。腫れが引いて噛んだときの痛みも引いた。
 毎日続ける歯磨き、歯間ブラシなど市場拡大のための道具だと思っていたが、やはりそれなりに技術が進んだ結果だったというわけだ。肩こりが歯を浮かせるなんて希望的な観測ばかり頭に浮かぶ私のような人は、一度歯科医に健康診断をしてもらったほうがいいだろう。
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by marshM | 2011-11-19 23:59 |
e0087225_1432194.jpg 都会にも四季はある、などといっておきながら、そうでもないことに気がついてしまった。
 久しぶりに東京郊外に打ち合わせに出かけると、広い空の下柿の実がたわわに実っていた。畑の隅には納屋があり、藁束が湿った芳香を放っている。少し前までは横浜の空の下で普通に見ていた風景だが、いつの間にか懐かしい景色になってしまった。
 都会にも四季はある。けれど、気をつけて探さないとそれは見つからないものなのだ。
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by marshM | 2011-11-15 23:59 |
侍ジャパン
e0087225_23315889.jpg 欧米式の海軍士官は、軍刀を腰からゆるく吊り下げているから、その取り扱いにとても気を使っている記述が小説には多い。何しろ人を殺すための道具を腰から下げているのだ、その取り扱いにも慎重になるということだろう。刀を抜くとき、銃を向けるときは人を殺す時なのだ。
 ところで、傘で人を殺すことができる、ということはご存知だろうか。先が丸いプラスチックカバーがついているものは簡単に刺さったりしないが、それでも当たり所が悪ければ致命傷を受けることもあるだろう。コンビニで売っている先まで金属でできたような傘ならなおさら、力のある男性がしっかり狙いを定めれば、十分暗殺の道具になるのである。
 近頃逆手に傘を持って普通に腕を振って歩く人たち、自分の凶器が見境無くあたりを威嚇してることに早く気がついてくれないだろうか。侍ジャパンが聞いてあきれるというものだ。
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by marshM | 2011-11-11 23:44 |
綺麗な街
e0087225_211652100.jpg 中央通の銀杏が色づいてきた。どこと無くあの銀杏の実が発するくさい臭いが漂ってくる。しかし、足元に銀杏の実がつぶれた黄色い跡はあれどその実の実体が無い。早朝に誰かが持ち去ったのだろうか。
 ところでこの中央通、常に綺麗な状態に保たれているのにはちゃんとしたわけがある。定期的に掃除する一団がいて、ゴミだけでなく石畳に張り付いたガムも丁寧にはがしていくのだ。朝の通勤時に時折見かける光景、熱心に掃除する姿には頭が下がる。
 ヨーロッパに比べて街が綺麗なのはなにもマナーが良いからだとは限らない。街の美観は多くの人に支えられているのだ。
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by marshM | 2011-11-08 21:29 |