タグ:猫 ( 187 ) タグの人気記事
気の早い季節
e0087225_1527364.jpg ここ数日暖かい日が続いているので、日が暮れる頃になると妙に胸がわくわくしてしまう。それは温められた地面の中でカビが活発に活動をはじめ、湿度の上がった大気中に胞子を振りまく臭いであり、雨が近くなると漂うその臭いと共にやってくる感情である。
 例年であれば大気も地面も暖まるのは4月を過ぎた頃であろうか。日が沈むとそれまでストイックに張りつめた空気を作り上げてきた大気が優しく肌に接するようになり、自然の中からわき上がるあらゆる香りが行動を起こす事を本能に訴えかける。
 少し早いが今年も夜遊びの季節が巡ってきたようだ。来週は馴染みの店にでも顔を出してみようかと思う。
[PR]
by marshM | 2007-02-09 23:59 |
外猫
e0087225_196268.jpg
 しばらく前に庭で笹かまぼこを食べていったあの汚い猫、あれから離れた場所で他の猫と大きな鳴き声を上げているのは聞いていたのだが、庭に餌をねだりに来るような事はなかった。
 今日、庭に出ているとふとその猫と目があった。何の気無しに手を前に出すと、3m位までひょこひょこと近づき、なにも持っていないのを確認するとさっさと行ってしまった。ちゃんと食べ物をもらった事は覚えていたようだが、やはりそれ程人なつっこくはないようだ。ほとんど野良のような生活だから仕方がない。
 ペットショップで猫を買ってくるより野良を餌付けした方がお金も手間もかからないと思ったが、世の中そうはうまく行かない仕組みなのである。
[PR]
by marshM | 2007-01-18 19:15 |
新顔
e0087225_1525622.jpg 人なつっこいご近所猫のチビタがいなくなってからもう2年近く経つであろうか。庭で作業をしていればすり寄って邪魔をするし、家を開け放って掃除をすればいつの間にか上がり込んで廊下に足跡を付ける困りものだが、夜遅くに帰ってくるとどこからともなく現れて迎えてくれたり、散歩に出れば近所なら一緒に歩いてくれるいい奴であった。
 冷たい雨が降るか降らないかという曇り空の様子を見ようと庭に出てみると、素早く逃げ去る影。近所で最近見かける様になったなんとも汚いまだら模様の若猫である。あちこちで餌をもらい慣れているのか、完全には逃げていかない。餌をやる様な仕草をするとニャアと一声。しめたとばかり冷蔵庫に飛んでいって丁度余っていた笹カマをやってみる。
 よほど警戒心が強いのか、私が姿を見せていると寄ってこようとしない。カーテンの陰に隠れて様子をうかがっていると、来た来た、ちぎって置いた一切れをくわえてさっと元の位置に戻る。何度かそれを繰り返すと何処か遠くで呼ぶ声でもしたのか、通りの方にいってしまった。いつまでも見送っていると鳴き声を上げながらこっちを振り返る。まだ残っている笹カマに後ろ髪を引かれているのだろうか。
 笹カマをそのままにして出かけ帰ってみると綺麗になくなっていた。この調子なら上手く餌付けできるかもしれない。寒い冬空にも楽しみが増えた思い。
[PR]
by marshM | 2006-11-25 23:59 |
そして・・・
e0087225_1915364.jpg 夕立の降る中、ここ数日恒例になりつつある仔猫参りへ。
 昼間のカブトムシの木はスズメバチとカナブンがぎっちり鈴なりになっている。その隣の木の麓、下ばえの草と枯れ木に囲まれた更に奥・・・には影も形もない。10M四方をぐるりと探してみたが、ウンでもなければスンでもない。どうやら親猫が子育ての場所を移動したか、何処かの誰かに拾われて行ったか。
 しかしこの数日間足繁く通ってちっちゃなまん丸の瞳を見つめてきただけに、ちょっとどころかかなり寂しい、つまらない。なんて言っても詮無い事である。のたれ死んだ死骸がないだけマシなのであろう。やせ細ってもいなければ病気のようでもなかった事から、親がしっかり母乳を与えていたろう事は想像できる。あとは不慮の事故に遭わないように祈るだけだ。
 う~ん、やっぱり1匹ぐらいウチの庭に拉致してくるんだったかなぁ。
[PR]
by marshM | 2006-07-13 19:31 |
に、にゃぁ
e0087225_220288.jpg カブトムシだクワガタだと毎晩のようにカメラ片手に出歩いていたら、とうとうミニパトで回ってきた警官に職務質問されてしまった。もちろん「何言ってんですか、カブトムシですよ」の一言で見逃してもらう。
 カブトムシがぶつかり合う音、飛び交う羽の音、カミキリムシがギシギシ鳴く声、合間に「ニャア」とか細い声。「にゃぁ」?、どこから聞こえるのかと探してみると、数メートル先の草むらに野球ボールくらいの大きさの毛玉が4つ転がっている。モゾモゾと動き出したのをよく見ると猫の子供。まだ生後1ヶ月前後と言った所か。
 その草むらはあつらえたようにくぼんでいて大きな木が雨風からかばっている。猫には詳しい義理の母によれば「それは親猫がそこで産み落としたんだな、夜になるとお乳をやりに帰ってくる」そうなので、安心して放置する事にする。
 そして今夜も虫見物をかねて猫の様子見。雨が降らないのでカブトムシの木は大盛況。子供達がお父さんに連れられてぎゃーぎゃー騒いでいる。それに釣られてか子供達が引っ張り出したのか、仔猫たちは通りにまでフラフラ出てきていた。人がいなくなった隙を見て4匹を誘導、元の巣に放り込んでやるとスヤスヤ眠りはじめた。
 しばらく、忙しい夜が続きそうな予感。
[PR]
by marshM | 2006-07-10 23:59 |
ブサイク
e0087225_204910100.jpg 最近長屋の駐車場近辺をうろうろしている猫、たぶん先日隣の猫と喧嘩した張本人であると思うのだが、行動が大胆になってきた。
 その猫は仔猫の頃から知っているのだが、初めは生き残れるのか心配なほど痩せてガリガリであった。焦げ茶と黒のまだら模様でお世辞にも美猫とは言いがたい。人の顔を見ると逃げるし、尻尾は短いし、悪い事づくしなのだが妙に気になる。
 今日は洗濯中の私の目の前、柵の向こう側をゆっくりとこっちを意識しながら通り過ぎた。前ほど敏感には逃げなくなったどころか、呼ぶと少し寄ってくる。これはもしかすると餌付けできるかもしれないと思ってちょっと近づくと、脱兎のごとく逃げていった。
 ・・・ダメダコリャ。
[PR]
by marshM | 2006-06-06 20:55 |
脱走者
e0087225_17381254.jpg
 お昼過ぎに突然の訪問者。長屋の反対側に住むご主人が「花壇の下に猫が入り込んで出てこないので手を貸して欲しい」と。
 そう言えば昨日真ん中の家の猫が脱走してご近所猫と喧嘩したらしい形跡があり、家人がうろうろしていて「大丈夫だろうか」と人ごとながら心配した覚えがあった。隣は人付き合いが嫌いらしく詳細は入ってこないので手がだしようがなかった。一方反対側のご主人はうちとも仲がよくお茶に誘い合ったりしているのだが、どうも猫が苦手らしい。そこで私の登場となったわけだ。
 しかしその猫、かなりご近所猫にやられたらしく、怯えきって爪と歯を出しなかなか出てこない。何とかなだめすかすも埒が明かないので、とうとう居留守を使う隣人に声をかける事に。さすがに飼い猫を心配していたのであろう、何度か声をかけるうちに一人の男が出てきた。猫も見知った顔で少しは安心したのか、唸りながらも抱えられて自分の家に帰っていった。
 何だかあっけない幕切れ。強引に引っ張り出して手にひっかき傷の一つぐらい付けておけばよかったかな、などと思うのは、最近猫に触ってないせいか。そう言えば夕べ出先の建物の角で喧嘩中の猫2匹と出会い頭にぶつかったのだった。こっちもびっくりしたが、2匹の猫も喧嘩が収まるくらいにびっくりしてちりぢりになった。猫も穏やかでない季節に入ったという事か。
[PR]
by marshM | 2006-06-04 17:54 |