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イタリア式喫煙
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 イタリアでは公共の場所の屋内は全て禁煙となっている。カフェでもレストランでも例外はなく、もちろん喫煙ルームなどは屋内に設置するものであるから影も形もない。では、イタリア人は何処でタバコを吸うのかというと、屋内でなければ何処でも吸っているのだ。カフェの屋外テーブルは喫煙できる場合が多く、リストランテでは食事の合間に店の前の通りにワインのグラスを持って出て一服する。鉄道の駅では列車の着くホームは屋外とみなされていて、屋内の待合スペースにまで煙が流れてくる。
 街を歩くといろんなタイプの喫煙者を見ることが出来る。さすがヨーロッパだと思うのは、葉巻やパイプを咥えている人の数が多いことだ。Tabacchi(タバッキ)と呼ばれるタバコ屋には何処でもパイプとパイプ葉とシガーがそろっている。日本ではそれほど頻繁に見られないパイプ喫煙も、発祥の地ヨーロッパではまだまだ普通のことなのだ。
e0087225_6554522.jpg 5日の幕開けは冷たい雨だったが、バスに揺られてSienaまで行くとすっかり晴れ上がって強い日差しに変わった。Campo広場に面した小さなハム屋で絶品パニーニを作ってもらい、広場の石畳の上に直接腰をおろす。食事の後は持参したパイプに火を入れてくつろぐ。日本ではなんだか決まりの悪いパイプ姿もここでは何の気兼ねもいらないような気がするから面白い。遺跡のような街を見上げながらのんびりと煙を吐き出すのはなんとも贅沢で意外にも一般的な時間の過ごし方なのだ。


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by marshM | 2009-04-05 23:59 |
巡り合い、すれ違い。
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  アルノ川にかかるヴェッキオ橋を渡った川沿いの通りで面白い店を見つけた。ピューターや木で出来たオリジナルのチェス駒を扱う店だ。チェスの駒を見るとついつい店に足を踏み入れずにいられなくなるのは、ある思い出が頭によみがえるからなのだ。
  20年ほど前、渋谷のある店でエクスカリバー(アーサー王と円卓の騎士)を題材にしたピューターのチェス駒を見つけて悩んでいるうちに、売れてしまって悔しい思いをしたことがあった。当時学生だった私にはアルバイトで稼いでも手の届かない値段だったので、欲しいと思っても即決することが出来なかったのだ。
e0087225_0322929.jpg オリジナルでピューター製、共通点の多いその店で昔買い損なったチェス駒の事を聞いてみると、そこの店で作ったものではないがイギリスで似たものが製作されていた情報を得ることが出来た。20年間影も形も手がかりを得ることが出来なかった駒に薄いながらも近づく事が出来たような気がして、鳥肌が立ってしまった。何か縁があるのかもしれないと思いチェスの駒ではなく中世ルネッサンス騎士のフィギュアを買って出てきた。


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by marshM | 2009-04-04 23:59 |
冷静と情熱のあいだに在るもの
e0087225_0183740.jpg フィレンツェのホテルはドゥオモのすぐ隣にある。窓を開ければすぐ目の前にあの壮麗な美しい建物が視界いっぱいに広がる贅沢な空間だ。
 フィレンツェの2日目はドゥオモの天辺に登ることから始まった。あの映画「冷静と情熱のあいだ」にも出てくるクーポラに登ると、そこは中世ルネッサンスの街を一望出来る場所だ。400段以上ある急な階段を上ることは普段運動不足の体には相当こたえる体験だが、それでも街を見下ろす場所に出たときの爽快感はパンパンに張った足の疲れをしばし忘れさせてくれる。
 ドゥオモを降りると次はウフィッツィ美術館へ移動。ボッティチェリのヴィーナスの誕生やダヴィンチの受胎告知がある美術館は訪れる観光客も多く常に行列が出来ている。今回は事前にここで予約をしておいたのですぐに入ることが出来た。
 しかし、このウフィッツィ美術館、相当広い。一通り見るだけでも1時間以上かかる。ドゥオモを上り下りした後の疲れた足に鞭を入れつつ回るのだが、そのほとんどが相当数の宗教画で、見ているうちにもうお腹いっぱいという感覚になってくる。
 フィレンツェはそれほど広い街ではないのだが、その冷静と情熱のあいだにはとてつもなく長い距離の徒歩が挟まれているということだけは確かだった。
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by marshM | 2009-04-03 23:59 |
時間旅行往路終着
e0087225_0561689.jpg 丸一日、ユーラシア大陸を横断してパリのドゴール空港経由フィレンツェに入るまで、文庫本を2冊と映画を1本、ゲームを少し。それだけの時間をかけてもまだ出発した日の夜9時にしかならない。まるでバーナード星域に向かう亜高速ロケットのように、時間の流れがゆっくりなのだ。
 夜が更けたフィレンツェの町を寝不足でフラフラになりながら徘徊する。広場の観光客向けカフェにて本日最後の夕食。ラザニアとハムとチーズ。観光客向けの店はそれほど味が良いわけではないのだが、それでも下手な日本のイタリア料理店で頼むより美味しいものが出てくる。要するに最低値のランクが非常に高いということなのだから、これは明日からの3食、いや4食5食が楽しみになる。「もうイタリアから帰る時は太って帰る!」知らぬ間に言葉が口をついて出ていた。


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by marshM | 2009-04-02 23:52 |
行ってきます
e0087225_0203084.jpg エープリル・フールにコジャレた嘘でもブログに書き込もうと思っていたら、いつの間にか日付が変わっていた。やるなら31日の夜更けにしとけば良かった。
 日付変わって2日の今日、朝が来れば成田に向け出発である。今回の準備は完璧であるはずなのだが、完璧であればあるほど心配はつのる。いい加減考えるのはよして寝なくては。
 日本時間で明後日の未明にはフィレンツェに到着だ。それでも現地時間は出発と同じ日の夜9時。久しぶりの時間旅行の始まりだ。


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by marshM | 2009-04-01 23:59 |
専用スーツケース
e0087225_23574397.jpg 数年前のスペイン旅行は二人でスーツケース一つあればなんとかなったが、今回のイタリア旅行には二つ必要な状況だと言う事が明らかになってきた。
 ずいぶん前、新婚旅行の時にカミさんの実家から持ってきた二つのスーツケース、片方のキャスターが壊れていたので先日修理に出した。これで準備万端だと開けたりしめたりしていると、もう一つのスーツケースもキャスターが壊れていた事に気が付いた。さすがに何度もヨーロッパと日本を行き来しているスーツケースはあちこちにガタが来ていたようだ。
 今から直すのでは時間がかかるし、アメリカ路線のセキュリティー事情で対応した鍵が付いていないと不安もあると言う事で、片方は新調しようという事になった。
 今まで海外旅行はそう頻繁には行かないのだから、スーツケースは借りておけば事足りると思っていたのだが、ここ数年の渡航頻度を考えると「そう頻繁には行かない」とは言いづらく思えてきた所である。新しく自分用にスーツケースを新調するのもいい事なのかも知れない。



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by marshM | 2009-03-13 23:57 |
東奔西走お土産探し
e0087225_2359792.jpg パイプ作家にお土産を選ぶのに、日本特有の喫煙具を外すわけにはいくまい。いつも行くパイプ屋には煙管も売っているので、旅行中のパイプ煙草とあわせて見繕ってこようという事になった。
 馴染みのパイプ屋は電車でも車でも小一時間かかる所にある。都内に出るのとは反対方向なので、何かのついでに寄っていくという事はできない。勢い車でドライブがてら出かける事になるのだが、それもまた天気が良ければ楽しい物だ。
 良く晴れた青空の下、オンボロ自動車を駆って裏道抜け道をスイスイ走っていくと、馴染みの店は定休日であった。定休日に行き合わせた事がないので休みの日があるなど思いも寄らなかった。全くの無駄足ではあるのだが、コンビニでお茶とお菓子を買って帰り道につくと、これもまた楽しいような気がしてくるのは、一人ではなく二人でいるからなのだろうか。


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by marshM | 2009-03-12 23:59 |
雪辱をはらす
 スペインのAlhambra宮殿を訪れた時は、数日前に予約サイトから宮殿内の観覧を予約しようとしたのだが、既にいっぱいでチケットを取る事ができなかった。その反省から、次回のイタリアでは主要美術館を早めに予約しておこうと動き出したのだが、面白いサイトを見つけた。
 通常イタリアの美術館に海外から予約をするには、直接電話をかけるかホームページにアクセスするしかない。国際電話は通話料が高いのでほとんどがネット予約か旅行代理店経由になるのだが、キャンセルが利かなかったり手数料が高かったりで日本からの旅行者は結構四苦八苦しているらしい。ところが、見つけたサイト、『AMO ITALIA』は一人一件につき500円で現地スタッフが予約代行をしてくれるというのだ。それも、ネットで直接見て売り切れの日でも取れると言うから頼もしい。おまけにブログで記事を書いてリンクを張ると手配手数料がタダになるのだ。これを利用しない手はない。
 とりあえずウフィッツィ美術館の予約を申し込もうかと思っている。予約を取った日に本当に行かれるのかという一抹の不安もあるのだが、Alhambla宮殿のような悔しい目には遭いたくない。宮殿の中に入らなくても大満足だなどと強がってみても、やっぱり入った方が楽しかったに違いないのだから。
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by marshM | 2009-03-12 21:27 |