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タンバリンギャラリーのこと
e0087225_0414466.jpg タンバリンギャラリーを知ったのは私に個展を勧めてくれたカメラマンの友人からの紹介だった。それではと出かけてみると、立地も雰囲気もよく一発で気に入り、あれよあれよと言う間に個展の日にちまで話が進んでしまった。
 何よりも良かったのは、久しぶりにアートの現場と言った雰囲気にひたれたことだろう。タンバリンギャラリーは学生の頃から知っているスペース・ユイともつながりがある。出入りするのは一線で活躍する芸術や編集の関係者。こんな環境で血が騒がないほうがおかしいと言うものだ。
 個展の準備中に昨年春に若くして亡くなった、タンバリンギャラリーの立ち上げにもかかわった永井宏さんを顧みる展示会がスペース・ユイと共同で開かれた。永井さんの作風は独特で、どこかで一度は目にして記憶の片隅にその印象を残しているものばかり。作品一つを見るたび、話一つを聞くたびに、どうしてもっと早くこのギャラリーと出会わなかったんだろうと残念に思うのだ。
 それでも、タンバリンギャラリーができたのは2010年、ごく最近のことである。そして、私が自分で面白いなと思えるような作風を作れるようになってきたのもごく最近のこと。遅い様でいてちょうどいい時期に、なるべくしてめぐり合えたのかもしれない。
 ギャラリーの高橋キンタロー氏、山崎直幸氏に「ここをホームギャラリーだと思って」と言葉をいただいたのがとても印象に残っている。もちろん、毎年ここへ帰ってくることを目標において、作品を作りためようと新たな目標ができたことは言うまでもない。
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by marshM | 2012-03-29 23:59 |
ランチの敵
e0087225_133040.jpg 日差しが暖かくなり風が緩むと、外でランチをしたくなる。おあつらえ向きに事務所の近所にはランチを広げられる公園や広場がたくさんあって、今日のような暖かい日にはハンバーガーでも買って日向ぼっこをしたくなるのだ。
 だが世の中そんなに甘くはない。こんな日には花粉もたくさん舞い上がっているのだ。ゴールデンウィークをすぎる頃にはひと段落着くはずなのだが、例年より飛散量の少ないといわれている今年の花粉、少しばかり早めにピークを終えてくれないだろうか。
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by marshM | 2012-03-28 23:59 |
好きなものに囲まれて
e0087225_1143893.jpg 姪っ子のオタク度がちょっと上がってるらしい。先日彼女の誕生日に欲しがってたフィギュアを贈ったのだが、届けたうちのカミさんが言うにはコレクションが凄い事になっているそうなのだ。
 飾る場所がないので私の収集欲は眺めるだけに留まっているが、一時期食玩の小さなフィギュアを集めまくっていた身からすると、彼女の気持ちはとても共感できるものだ。もし今この時代に高校生にまで若返ることができるとしたら、私もオタク街道まっしぐらだろう。
 さすがはわが姪っ子血は争えないと言いたい所だが、思えば全く血のつながりはなかったのだった。
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by marshM | 2012-03-27 23:59 |
月曜日
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 日曜の夜、また明日から一週間が始まる。いつもと変わらぬ一週間、でも、今期最後の一週間。
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by marshM | 2012-03-25 23:59 |
大家族
e0087225_1281040.jpg 我が家には黒猫のプスのほかに仔猫が二匹いる。白地に所々黒い斑点のある、物怖じしない猪突猛進型のアズキと、小心で人見知りなくせに好奇心旺盛で、ツンデレを絵に描いたような三毛猫のトワ。どちらかと言うとのほほんとして穏やかな性格のプスと三匹揃うと、それぞれの性格が際立って面白い。
 ソファーに三匹の猫と一緒に丸くなるのはなかなか楽しいことなのだが、数が増えると大変なことも出てくる。先ず餌の消費量が半端なく多い。必然的にトイレの回数が多くなり、それを綺麗にする回数が増えればトイレの砂の消費量も多くなる。「ちょっと増やそうか」なんて話し合ってたときには想像もつかなかったほど、手間も出費もかかるのだ。
 しかし、仕事から帰って扉を開けると一番に迎えてくれるプス、知らん顔で走り回るアズキ、物陰でビクビクしながらも捕まえると喉を鳴らしてお腹を見せるトワを見てると、「もうちょっといけるかな?」などと考えてしまうあたり、われながら始末に終えない。
 
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by marshM | 2012-03-23 23:59 |
立ち位置
e0087225_0404451.jpg 寒の戻りと言っても少しずつ最低気温が上がってきて、冬の間寒さに鈍感になっていたのか、花粉症を押して鼻が利くようになってくる。通り過ぎる人の香水の香り、裏路地から漏れる夕餉の匂い、下水溝から立ち上る腐臭。
 帰り道、様々な匂いを無意識野に押しやって歩くと、ふと記憶に引っかかる強い香りに呼び止められた。文字通り足を止めて、それどころか数歩戻って辺りを見回すと、ビルの片隅にある小さな生垣に沈丁花の花が咲いていた。
 ひっそりと甘い香りを振りまく小さな沈丁花の花は、様々な春の記憶を一時に蘇えらせる。郷愁とはちょっと違う、強い想いが心に広がった。
 コンクリートに囲まれた沈丁花は、いったい何を想うのだろうか。
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by marshM | 2012-03-22 23:59 |
帰還
e0087225_1493393.jpg 時間旅行から戻ると、そこは変わらぬ日常。いつも通りにチクタクと動いている世界にとって、少しばかり刺激的な経験をしたことなど些細なことだといわれているような感覚に陥る。
 十分刺激的な数ヶ月を送って日常に戻ってきた私にとって、しかしそれは忘れえぬ経験となった。
 たとえば過去にほんの少しの改変ができたとすると、それはバタフライ効果を起こして徐々に大きくなり未来に変化をもたらすと言う考え方がある。それは過去にタイムスリップせずとも、小さなアクションが未来に大きな改変をもたらすこともできると言うことだ。
 外苑前にポツンと存在する時が止まったようなギャラリーでの一週間。その空間が未来に与える変化は、きっと大きいものだろうと確信している。
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by marshM | 2012-03-18 23:59 |
寝太郎起きる。
e0087225_093465.jpg 先週、3月6日から11日に渡って開催したイラスト展が終わった。驚くほどたくさんの方に来ていただき、大賑わいの一週間だった。これほど短い一週間は、かつて経験したことが無いと言っても過言ではないと思う。
 しかし、今回の個展はたくさんの人に支えられて実現した。作品を額装し、展示方法を考え、宣伝に駆け回り、どれも自分ひとりの力ではどうにもならなかった。そしてもちろん、来てくださった方々や来られずとも応援してくださった方々の声がどれほど力になったか。本当に皆さんありがとうございました。
 実は初日が始まる前からすでに反省点が盛りだくさんだった今回の個展。次回、そう、来年ぐらいにはもっと楽しくて面白い展示ができるよう、もうすでにスタートの号砲は鳴り響いている。立ち止まったエスカレーターから出口を見つめて、ちょっとばかり疲れた足をはやる心が持ち上げる、今はちょうどそんな気分。
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by marshM | 2012-03-12 23:59 |