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ツンデレ
e0087225_11172.jpg ツンデレキャラ好きはどこから来たのか。思い返してみると一番最初は実家で飼っていた猫か。普段から呼んでも来ない、抱き上げたり膝に乗せるのは嫌がるくせに、夜になると布団にもぐりこみ落ち込んでいるといつの間にか隣にいる。これをツンデレキャラと言わずして何と言おうか。
 いまどきの漫画小説アニメには必ずといって良いほどツンデレキャラが出てくるが、そういったものが好きな人たちはツンとデレの割合に厳しいらしい。ツンが多ければ多いほどいいというのだ。
 猫を起源とした私の好きなツンデレは、どちらかというとデレがしっかり入ってないと納得できない。マティーニのベルモットの分量ではないのだから甘いほうが良いに決まってる。だから、なんだか流行のライトノベルの類はちょっと物足りないのだ。ま、どうでも良い話なのだが。
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by marshM | 2011-11-30 23:59 |
波のまにまに
e0087225_1372593.jpg しかし、創造することというものには波がある。出てくるときはポロポロ出てくるのに出てこないときはまったく出てこない。昼下がりのパチンコ台のようなものだ。打ち止めにされてもそれはそれで困りものなのだが。
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by marshM | 2011-11-30 01:57 |
東京の灯
e0087225_052275.jpg 日本全国で原発が止まり、春から夏は節電尽くしだった。震災直後は東京のネオンサインが消え、ライトアップや駐車場の照明までが暗くなった。夜の早い時間からゴーストタウンのような暗さになったにもかかわらず、夜空に星がほとんど見えなかったのが印象的。日本はどれだけ夜を明るく照らしているんだろう。
 11月に入ってからやっとあちこちライトアップが復活してきた。商業ビルのネオンサイン時計や橋のライトアップが戻ってくると、やっぱり東京だとちょっとほっとする。
 それでも、いまだに光が戻らないのはある一軒の老舗の料亭。以前は川沿いに大きく店名を浮かび上がらせていたのだが、今も暗く沈んだまま。被災地のため、緊急施設の電力確保のためとみんなで節電に精を出してきたが、その実電気料金の節約になったとほくそ笑んだ人は少なくないはずだ。
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by marshM | 2011-11-28 23:59 |
伸縮自在にあらず
e0087225_1402133.jpg 自慢するほどでもないが、私は大食いである。常々、ちまちま食べていたのでは彼の美食大国イタリアのフルコースを完食することはできないと日々の精進を欠かさなかった。なにせアンティパストから肉である。プリモピアットにパスタかリゾット、セコンドでガッツリと肉か魚、ドルチェはたっぷり山盛りなのだ。ざるそば一枚で満足していたらイタリア人には勝てないのだ。
 そして、いざイタリアに行って確かにイタリア料理の醍醐味を楽しんだ。これでもかというくらいに楽しんだ。その結果が目も当てられない体重増加。それはそうである。若い頃ならいざ知らず、年とともに新陳代謝が落ちてくれば、無茶振りはそのまま体に響いてくるのだ。
 最近意識して食事の時には少な目を目指している。毎回の食事量を少なくすればその分胃が縮まり、満腹感が早く訪れる。余分なカロリーを取らなくてすむという算段だ。それでもやはり、再度イタリアにいくことがあれば限界に挑戦とばかりに食べまくるに違いない。それだけイタリアの食には魅力があるのだ。だがそのためにまた胃を鍛えなくてはなどとは考えない。いざとなればシチリアワインと生ハムとフォルマッジオのパニーノがあればとりあえずは満足なのだから。
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by marshM | 2011-11-26 23:59 |
地下鉄の出口
e0087225_2395698.jpg地下鉄を降りて地上に出ると気分が前向きになるのは、上を向いて階段を上るからだ。

薄暗い階段の先を見上げると、そこには明るい外の光。教会の窓や天井が高いのと理屈は一緒なのだ。

だから地下鉄の駅を降りたら前を向いて歩く。前を歩く人の靴や階段に視線を落とさず、しっかり前を、出口を向いて歩く。
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by marshM | 2011-11-23 23:59 |
コミュニケーション
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 コミュニケーションというものはつくづく難しい。自分という存在が自分の中だけにあるのではなくて、相手の中にも確固とした自分がいて帰ってくる。その自分の中の自分と自分の外にある自分との齟齬が葛藤を生み、物事を思わぬ方向に導く。
 時々そんなことが面倒くさくなって殻の中に閉じこもってしまいたくなることもある。目の前に欲望の対象も無く寂れた寒村で過ごすことは、それはそれで幸せなことなのではないかと想像もする。いっそ見ず知らずの異国で新しい人生を始めたら、何か自分の中と外に築き上げたものをまったく新しいものに作り変えられるのではないだろうか。
 そして、新しい自分はまたあちこちに思いもかけない自分の姿を見つけるのだ。それが逃れられない人間の性なら、せめて自分を絵に表象することで外に伝えていくことが自分にできる一番確実なコミュニケーションなのかもしれない。
 なんてつらつらと竜舌蘭蒸留液の海にたゆたう冬の宵。
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by marshM | 2011-11-22 23:59 |
ポケットに忍ばせる
e0087225_0485124.jpg 今使っている携帯電話を買ったのは、いつ頃だっただろうか。気になって調べてみたら2006年の11月の発売。そう間を空けずに買ったはずだから、少なくても5年間は使っていることになる。
 携帯電話の5年間というのはかなり長い期間だ。音楽携帯が主流だった頃から、ワンセグでTVを見るのが流行り、ガラパゴス携帯、iPhone、スマートフォンと一世代どころか二世代も三世代も進化している。
 家にいるか事務所にいるかがほとんどの私にとって、携帯電話は電話機能さえしっかりしていれば文句は無い。たまに遅くまで飲んだ時、打ち合わせで普段行かない場所に急ぐとき、乗り換え案内を検索する。後は写真を撮ってメールでツイートするくらいが関の山。帰宅難民になったときはiPadで乗り切ったし、電車の中では本を読んでいるから、最新の機種を手に入れたとしても出る幕が無いのだ。
 最近請け負った仕事にARを使ったアニメーションの仕事があった。ARとはスマートフォンの写真機能でトレードマークなどを映し出すとバーチャルに映像が流れる機能だ。面白い仕事だったのだが、これを自分で実際に確認することができない。これにはちょっと悔しい思いをしている。
 使わない、いらないと思っていても、ある程度先端技術にかかわってしまう仕事柄、そうも言っていられないということなのだろうか。そんなことより何より、いつの間にか広告媒体の前線に加担しているという事実のほうが、うれしいような悲しいような複雑な気分なのだ。
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by marshM | 2011-11-21 23:59 |
歯間ブラシ
e0087225_1574092.jpg 「歯と歯茎の間」「歯周病菌」、そんな言葉はCMの中だけだと思っていたのだが、身近なところで聞く羽目になるとは思っていなかった。
 最近通った歯医者へは外れたかぶせ物を直してもらうために行ったのだが、夏前ごろから気になっていた歯茎の腫れもしっかり指摘された。歯科医が言うには過去の治療跡の隙間や歯と歯茎の隙間から歯周病菌が入り込んで、それが歯根に膿をためて歯茎を腫らしているらしかった。
 そこで勧められたのはマウスウォッシュの原液と歯間ブラシ。もちろん治療時に消毒もしてもらったのだが、歯間ブラシに原液をつけて毎日消毒と歯垢を綺麗にすることで、歯周病菌を根絶させるというのだ。これが良く効いた。腫れが引いて噛んだときの痛みも引いた。
 毎日続ける歯磨き、歯間ブラシなど市場拡大のための道具だと思っていたが、やはりそれなりに技術が進んだ結果だったというわけだ。肩こりが歯を浮かせるなんて希望的な観測ばかり頭に浮かぶ私のような人は、一度歯科医に健康診断をしてもらったほうがいいだろう。
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by marshM | 2011-11-19 23:59 |
暖かい光
e0087225_2414586.jpg 今住んでいる部屋は照明が作り付けで、レールに吊るされたハロゲンランプと天井に埋め込み式の白熱球が暖かな光を投げかけてくれる。オレンジ色の光が雰囲気を盛り上げとても気に入っているのだが、いい気になって煌々と燈していると電気代がかかって仕方が無い。
 住み始めて数ヶ月、埋め込み式の白熱球が相次いで切れ始めた。電化製品は一度に買うと同じ時期に寿命が来るというが、白熱球も同じことなのだろうか。いっそのことLEDか蛍光灯に変えてしまおうかとも思うのだが、賃貸物件の作り付け照明に高い代金を払うのもなんだか癪に触る。
 結局は売り場の少なくなった白熱球を買ってくるのだが、案外この昔からある電球も愛嬌があっていいものだとも思う。エコや省エネルギーのことを考えるとあまりよろしくない事なのだろうが、このフィラメントがオレンジ色に輝く光は、LEDにも蛍光灯にも完璧に真似出来ない独特な温かみがあると思うのだ。
 もうしばらく、製品が出回っているうちは、地球に我慢してもらっても罰は当たらないと思うのだが。
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by marshM | 2011-11-17 23:59 |
e0087225_1432194.jpg 都会にも四季はある、などといっておきながら、そうでもないことに気がついてしまった。
 久しぶりに東京郊外に打ち合わせに出かけると、広い空の下柿の実がたわわに実っていた。畑の隅には納屋があり、藁束が湿った芳香を放っている。少し前までは横浜の空の下で普通に見ていた風景だが、いつの間にか懐かしい景色になってしまった。
 都会にも四季はある。けれど、気をつけて探さないとそれは見つからないものなのだ。
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by marshM | 2011-11-15 23:59 |