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色彩タイフーン
e0087225_23534762.jpg 眼科で眼底の検査をしてもらった。
 先日カミさんのつきあいでついでに私も検診してもらった折りに、何か気になる事は無いかとの質問に「最近飛蚊症が気になる」と答えてみたのだ。飛蚊症とはもうずいぶん長いつきあいなのだが、時折気になる事が多くなってきた事も事実なのだ。
 即日検査になるかと思ったのだが、眼底検査は時間がかかる上に車の運転に差し支えると言うので、日を改めた。車の運転に差し支えると来れば嫌がおうにも気分が盛り上がる。瞳孔が開いて見えづらくなると聞けば、ピンクの象ぐらいは期待しても無理はないというものだ。
 そして今日、運転をカミさんに任せて運命の眼底検査。麻酔薬を点眼して30分ほどすると、視界のハイライトが古いデジカメのようにハレーションを起こし、近くにあるものは全く焦点を結ばなくなった。
 結果を言うとさして問題は無し。幻覚も無し。今後うるさく飛び回る蚊が増える事がなければまるっきり問題なし。残念に思うやら安心するやら、複雑な心境でキャリブレーションの狂った液晶モニターの様な世界の中を泳いで帰ってきたのだった。


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by marshM | 2009-08-31 23:53 |
井戸端会議
e0087225_4155347.jpg 相変わらずうちの庭を住処のように居続けるご近所猫のガコちゃん、野良猫に餌を与える事を極力控えるようにした結果、彼女だけが残った。黒猫1号も2号も最近はめっきり顔を出さない。
 ガコちゃん、不細工な柄でがぁがぁ鳴くが、よく見ると可愛らしい顔をしている。今宵も「そろそろご飯?」とすり寄ってくる。
 餌をやってベランダにある椅子に腰掛け、ふと空を見上げて考え事をしていると、そのつぶらな瞳で一心にこちらを見上げるガコちゃんと目が合う。
 「がっがっ!」
 何か話しかけているようなので、こちらもちょっとばかり愚痴を話してみたり、「ここ掘れガッガッ!と鳴いてみ」と頼んでみたり。わかっているのかいないのか、空になった餌皿に顔をつっこんで、もう一度こちらを見上げて「がっ」と鳴く。
 ・・・足りないんですか。


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by marshM | 2009-08-29 23:59 |
4等星
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 夜が更けた頃、ベランダに出てご近所猫に少し餌をやると、見上げれば東の空に夏にしては珍しくたくさんの星が見えた。風もないのに空が澄んでいるというのは、やはり夏から秋に移り変わる一つの段階なのかもしれない。
 星座も夏の星座から秋の星座に移りつつある。明るく散らばる星々が、それでも未だ残る大地の暖かさを受けてきらきら瞬く。夜半を過ぎて昴が六つ揃って見えたところでハタと思い出した。調子が悪いので度の悪い仕事用の眼鏡ではなく、外出用の眼鏡をかけていたのだ。道理で記憶に残る家の庭で見た空の中で一番の星の多さ。
 よく見えるという事は疲れる事もあるが、気持ちは休まると感じたひととき。


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by marshM | 2009-08-27 23:59 |
エネルギーの行方
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 カラリと晴れても日差しがさほど強くなく、日に焼けたビーチサンダルに苦もなく足を通せるような、さわやかな風が通る一日。蝉の声が徐々に少なくなり、ある瞬間にぱたりと聞こえなくなる。すると耳に届くのは花畑に群がるミツバチ達の羽音に似た鳴動。一時夏が生命に満ちあふれた感覚に包まれるのは、小さな命があちこちで飛び回る羽音が重なり合って一つの波動となり辺りを包み込むためなのだと思い、軽く感動を覚える。
 ところがさにあらず、よくよく聞いてみれば少し離れた県道や産業道路を走り回る車の音、遠く離れた鉄道の線路を走る列車の音が幾重にも重なっているのだとやがて気がつく。がなる様な蝉の鳴き声が静まり、夜を賑わすコオロギの音が静まり、やがて無音の銀世界に向かって季節は移ろい行く。
 人間が絶滅するにはきっとかなりの生態系も道連れとなるのだろう。そんな世界には一人残されたくないなどと夢想する夏の終わりの午後。



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by marshM | 2009-08-26 23:59 |
オレンジの塔
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 前日の夕方からモクモクと上空を覆っていた積雲が今日はとうとう雷雲に発達した。午前中の蒸し暑さも雨が降り出すと途端に涼しくなる。
 去年はこの近辺が雷雲のルートになっていたが、今年はどこか他にそれているようだ。ゴロゴロ鳴っていた雷雲もひとしきり雨を降らせると大人しくなった。そして雲間から覗くのは青い空と夕日に照らされた入道の頭。オレンジ色のその頂まで登る事が出来たら、どんな景色が広がっているのだろうか。


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by marshM | 2009-08-24 23:59 |
見え過ぎちゃって・・・
e0087225_337897.jpg 私の仕事用の眼鏡は若干視力矯正が弱めだ。近くを見るのだからバッチリ見えてしまうよりも目に優しいのだそうで、確かに外出用眼鏡よりも目が疲れなくて済む。出かける時以外は常にかけているその仕事用眼鏡、とうとう顔に合わなくなってきてしまった。目にではなく、顔にだ。
 以前に増して太ったという事はないと思うのだが、もともと少し小さめのサイズで、ツルの部分がこめかみを締め付けて痣になった。おまけに汗で金属フレームが浸食して、石器時代の鏃のようにギザギザしている。形状記憶合金と言われて買ったのだが、おしりで押しつぶす前にガタが来てしまった。
 落としても壊してももったいなくないので旅行に必ず持って行く一番古い眼鏡を引っ張り出したが、微妙に視力が合っていないようで画面を見ると気持ちが悪い。仕方なくその次にあつらえたものを出してみたが、考えてみれば今の外出用眼鏡はこれを元にしたものだった。それでもこめかみをキリキリ刺激されるよりは目が疲れる方がましだということがわかり、これで我慢する事にした。
 来月に入ったらカミさんが人生初眼鏡を作るのだが、それにあわせて私の仕事眼鏡も新調する事になっている。それまで目が疲れすぎないでいてくれるといいのだが。


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by marshM | 2009-08-23 23:59 |
金曜日
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by marshM | 2009-08-21 23:59 |
フロウ
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 夜更けにベランダに出て空を見上げると、足の速い雲と共に時折心地よい風が肌に吹き付け、頭の中に渦巻いている諸々をも吹き流してくれる。雲間に見える空は星こそ少ないがどこまでも深く遠い。いつまでも座り込んでいたくなるような心地よい晩。


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by marshM | 2009-08-20 23:59 |
常にある夏
e0087225_240328.jpg 部屋に差し込む陽の光がすっかり長くなった。天高く登ってから時間が止まったかのように下界を見下ろす太陽が輝いていた季節は終わりに近づいている。
 そこに行けばいつでも存在する夏はありがたいが、やはり四季を通じて復活するからこそ夏のありがたみが増すというものだろう。小説『グラン・ヴァカンス』のコスタ・デル・ヌメロ(数値海岸)の様に常に変わらない夏の日の一日を繰り返すのでは、AI達のように心が固まってしまう。
 しかしながら、あの夏の日をいつでも体験できる仮想空間があればどんなに楽しいだろう、と考えずにはいられない自分も確か。それは夢の彼方にあるからこそもう一度と思うに過ぎないというのに。
 来週には秋雨前線が待ち受けているという。もう少し余韻を楽しむために、夏を舞台にした小説を幾つか引っ張り出してこようか。


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by marshM | 2009-08-19 23:59 |
BGM
e0087225_244429.jpg iPod専用にしているパソコン用スピーカーが配線の接触不良で音が出なくなった。あまり音にこだわりはない方だが、部分的に音が出ないとなると話は違う。iTunesから直接繋がっているスピーカーに流してみたが、意外とiTune自体が使い勝手が悪いのかわからないのか、ましてやサブモニターに付属している小さなスピーカーでは仕事のノリもいまいち。某家電量販店のポイントもたまっている事だし新調する事にした。
 以前はナレーションやSEが含まれるFLASHの仕事もしていたので、パソコンのスピーカーが重要な要素だったのだが、最近ではそんな仕事もめっきり減ってしまったのでiPodに使いやすいものを選んだ。2.1chの安価なものだが、意外と侮れないいい音がする。今までの貧相なスピーカーに耳が慣れてしまったせいかもしれないが、それを割り引いても良い感じだ。
 お盆休み明けの仕事はいい音でノリノリなのでどんどん仕事プリーズ、なのである。


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by marshM | 2009-08-19 02:14 |