<   2009年 02月 ( 25 )   > この月の画像一覧
地殻が流れるようにゆっくりとして
e0087225_13285346.jpg 久しぶりに実家に行ってきた。たいした距離ではないのだが、これと言った口実がないとつい足が遠のいてしまう。学生時代に自転車で駆け抜けた街には少しずつ変化があり、大きな自動車工場が丸々ショッピングモールになっている。週末はかなり人出があり、昔うらぶれた工場街だったとは思えない賑わいだ。
 郊外型巨大ショッピングモールが近頃あちこちにできるのは今時のマイカー世代の暮らしぶりを象徴している。家族連れやカップルで乗り付け、週に一度のショッピングや外食を楽しむ。何年か前なら都内に行かないと無かった店舗がこぞって支店を出しているから、手軽に密度の高いショッピングを楽しめる。だが、その反面モールに押されて地域の商店街がポツリポツリとシャッターを下ろしているのは、捨て置けない現状なのではないかと思う。
 世間では高齢ドライバーによる事故増加を問題視している。少しでも運転に自信がなくなったら免許を返納することが推奨されているが、歩いて行ける範囲に商店や病院がないと、いくら高齢者パスが出る公共交通機関があるとは言え便利を考えたら元気なうちは車は手放せないという気持ちもわかる。何とも宙ぶらりんで不安な交通社会だ。
 平日の昼下がり、ショッピングモールの駐車場に大型RVやバンで乗り付ける若い主婦の運転はかなり危なっかしい。自転車で近所の商店街に乗り付ける感覚で運転する若い家族が、数十年後、車に紅葉マークを貼る頃に街のあり方はどうなっているのか。本気で考える事が必要な時期なのではないだろうか。


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by marshM | 2009-02-28 23:59 |
雪の中
e0087225_1434543.jpg みぞれ交じりの雨が雪に変わる頃、積もってしまっては身動きが取れなくなるとあわてて買い出しに出た。かなり本格的な雪がフロントグラスに降り積もり、古い構造のワイパーをあざ笑うかのようにウインドウから浮かせる。もちろん、故障中のヒーターに代わってコートと手袋で防寒対策だ。
 町中を流すと雪はまだ積もっていないのだが、あちこちに白や桃色の梅の花が咲きモノトーンの情景から浮き立っている。梅と雪、なかなか面白い絵になりそうだ、戻ったら一つカメラを持ってぐるっと一回りしてみよう、と思い立つが、帰り着いてみればいつの間にか雨に逆戻りしていた。代わりに、ため息がガラスを白くした。


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by marshM | 2009-02-27 23:59 |
吉事・凶事
e0087225_232449.jpg 地球は常に廻っている。ニュース番組をつけると何かしら事件が耳に目に入る。飛行機事故、異常潮位、殺人、傷害、政治。
 先日の飲み会で手相が話題になった。*印の星と呼ばれる物が現れていると良いとか悪いとか。星なら沢山持っている。神秘十字(らしき物)もしっかり持っている。手相のサイトで調べてみたが途中でばからしくなってやめた。良い所だけを目で追っていても意味がない。
 世相が悪くなると報道も悪い事にとらわれがちであるが、所詮は受け取り方一つである。目下の我が家の大問題は、今朝干した洗濯物がまだ乾いていない事だ。


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by marshM | 2009-02-26 23:59 |
時代は変わる
e0087225_2534572.jpg クリニックで二度目の花粉症診察。果たして、私が最後に内科医に診察してもらったのはいつの事だっただろうか。冷たい聴診器を胸に押し当てた後、肺の略図が載ったカルテにドイツ語(かどうかもわからない文字)で症状を書き込む医者の姿は今はもう無い。相対する白衣の御仁はまるでコンピュータオペレーターである。
 「強いのにしますか、同じくらいで違うのにしますか?」と訪ねる顔は、マスクの上に隠し損ねた両目が小憎らしげに輝いている。効いてくれさえすればどちらの薬でもかまわないのだが、強い方は副作用も凄いらしい。骨が溶けると聞いては二の足を踏む。しばらくやりとりして正味5分もなかっただろう。さらりと診察は終了した。
 処方箋をもらって隣の薬局に行くと、薬剤師の方が薬の飲み方に大して懇切丁寧に対応してくれた。対応が素っ気なかろうが丁寧だろうが、効く薬さえ出してくれれば問題はないのだ。などと思うのは医療に大してまだまだ理解が足りない証拠なのだろう。これが効かなかったらギャフンと言わせてやるぞ、なんて思っても、「ギャフン」なんて死語、知るわけもないか。


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by marshM | 2009-02-25 23:59 |
おさがりの憂鬱
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 パソコンが新しくなって早くなったのも、ディスクの容量を気にしなくて良くなった事もとても嬉しい事なのだけれど、一つだけ困った事が出てきた。ウイルス対策にちょっと古いノートンの2ライセンスパックの使っていない一つを入れてみたら、ブラウザの機能が一部分使えなくなってしまった。javaスクリプトの別ウインドウで開く動作がノートンに遮られているらしい。
 別ウインドウで開かなくても特に問題はないのだが、ブログの画像アップロード画面も開かない。ニューマシンで作ったイラストをわざわざサブマシンに送ってアップしなくてはならないのだ。ちょっと面倒。そして、HP作成依頼があった時にポップアップページの動作確認ができるかどうかが不安。
 ウイルス対策は更新ファイルだけ最新ならば問題ないと思っていたが、運用するソフトが古いと最新技術について行かれないとは。ライセンス期間が切れるのを待つべきか、早く新しい物を入れるべきか、妙に悩んでしまう。


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by marshM | 2009-02-24 23:59 |
煙る街
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 日差しのない一日が終わり、冷え込んできた夜更け。ちょっとそこまでチョイノリで一回りしてこようと外に出ると、昼間に降った雨がシートの上に凍り付いていた。なるほど、寒いはずである。
 通りにはマンホールごとに小さな湯気が立つ。昔見たアメリカ映画のニューヨークの夜を思い出す。日本で道路から湯気が立っているのは温泉街だけだと思っていたが、今日は街中が湯気にあふれている。
 一回りして、かじかんだ手足を戻すためにじっくりと額に汗が浮くまで風呂に浸かる。よく眠れそうだ。


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by marshM | 2009-02-23 23:59 |
浮き草の囁き
e0087225_3135360.jpg 日曜日、パイプを持ってベランダに出ると少し風が出てきた。予報では昼から曇り、翌日からは雨で寒くなるらしい。三寒四温には少し足りない。風が吹くとバリから持ち帰った竹製の風鈴が何とも言えぬ乾いた音を立てる。音階がガムランに似て、乾いた空気と暖かい日差しが非日常感をあおる。
 パイプと一緒に持ち出したのは吉行淳之介の『ヴェニス 光と影』。カミさんの書棚から借りてきた。吉行淳之介の名前と顔は大分以前から知っていたが、その書いた物を読むのは初めて。初出が昭和55年と言うが、少し時代がかった内容に思うのは何故だろうか。悠久の都市を物書きが表現したベネツィアが真の姿なのかどうかは行ってみなければわからない。
 日本は寒ければ乾燥し暑ければ湿度が高い。そんな季節の合間にある暖かく乾燥した一日。こころはどこか遠くへ飛んでいるのだ。


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by marshM | 2009-02-22 23:59 |
四温
e0087225_155120.jpg 昨日雪の残りだと思いこんでいた白い固まり、一晩経って良く晴れた青空の下でもまだ少ししぼんだ程度の形を保っていた。こんなに気温が高いのにおかしいと思い近づいてみると、何の事はない綿の固まり。水を含んで雪のとけ残りのように冷たく見えたのだ。と言う事は雪は降らなかったのだろうか。
 週末になると毎年恒例梅の名所巡りに出かける老若男女がうちの前の細い道を行き交う。今年も隣の家に植わった見事に実をつけるミカンの木に惹かれて、幾人かの人々が駐車場の中まで入ってくる。堂々と入ってくるのは決まって中年以降のおばさん。先日は何を見つけたのか生け垣の中まで分け入って何かをしていた。車で通りかかった時に不審なものを見る目に見えるようゆっくりと注視しながら流したが、当人達は無邪気に楽しんでいる様子。人の家の敷地だという事がわかっているのだろうか。我が敷地ではないからどうでも良いと言えばどうでも良いのだが。


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by marshM | 2009-02-21 23:59 |
三寒
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 夜半から雨、雪になるとの予報だったが、朝起きてみるとやはり雨。そこそこ冷え込んだのだが雪までは至らず。
 昼を過ぎても気温が上がらず暖房をフル回転。外猫も寒かろうと餌をやっていると、庭の人工芝生の上に白い固まりを見つける。どうやら夜中に雪が降って、少し積もった名残のようだ。ほんの一握りだけ溶け残っていたらしい。
 雪が降るのは寒い証拠なのだが、雨に変わっても溶け残る雪を見る方が心情的には-2度ぐらい体感温度が下がるような気がする。まだ、暖かい季節が来るまでもう少し我慢の日々。


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by marshM | 2009-02-20 22:59 |
曇り空の夜
e0087225_1505757.jpg ここしばらく仕事を一緒にしている友人と飲んできた。不況不況と言うが新橋界隈は結構にぎわいがあり、有名寿司店など長い行列もできている。入った居酒屋も早い時間は空いていたが、後半満席で騒がしくなる。まだまだサラリーマンの憂さ晴らしの場所は必要なのだ。
 しかし、我々の業界は経費削減で一番に切られる所、どこも似たり寄ったりに厳しい。年が変わったら大きな事をしようと話していた友人も、少し勢いをそがれている。焦らずあわてず、まずはしっかり下地を作ってから。財布の中身は寒空と似た状況になったが、同業の絆はずいぶんと強くなった。


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by marshM | 2009-02-19 23:59 |