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陰謀のセオリー
e0087225_19532170.jpg 昼間WOWOWで『陰謀のセオリー』を放映していた。1997年制作、メル・ギブソンとジュリア・ロバーツの、都市伝説的な陰謀の理論から巨悪組織が暴かれるサスペンスの佳作。これが何度見ても飽きないのである。
 もう一度見たくなる映画はたくさんある。しかし何度見ても画面に引き込まれる映画は少ない。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどは長編であるし画面の作り込みも凝りに凝っているから見る度に新しい発見があるが、ほとんどの場合は先が読めると気持ちが他へ飛んでしまう。
 見る度に引き込まれる映画とは、ストーリーの秀逸さ、キャストの魅力、画面構成、小道具の生かし方、この全てが整っているのであろう。『陰謀のセオリー』を見終わると『Can't Take My Eyes Off You』の旋律が頭を離れなくなってしまう。状況に混乱したメル・ギブソンがこの曲の歌詞を使ってジュリア・ロバーツについ告白してしまうシーン、彼女の戸惑った顔がなんともキュートなのだ。
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by marshM | 2007-01-31 20:21 |
太陽の大陸
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 夜型人間は夜に活動する。昼頃もそもそ起き出すと一日のしがらみをこなし、皆が寝静まると黙々と何かに耽る。静けさの中に集中力が湧く、低血圧で朝が弱い、陽の光に当たると灰になる、それぞれに理由があり活動時間もまちまち。
 私もその一人であったのだが、今年に入ってから昼型の生活が続いている。朝9時に起きて遅くとも夜中の2時には布団に入る。1ヶ月ほど続いているので三日坊主の三年寝太郎は汚名返上である。夜も明けきらない早い時間に通勤電車に乗る会社勤めの人に比べたら大きな事は言えないが、これは私にとって快挙なのである。
 集中力、これが私にとっての一番の課題なのである。全ての誘惑に打ち勝った(若しくは誘惑をこなしきった)夜更けにやっとエンジンがかかるようでは押せ押せで夜が明けてしまう。気功の先生に「君は瞬発力が足りないから素振りをしなさい」と頂いた言葉を思い返しつつ、午前中にノルマをこなす。
 明け方に近い時間には独特の魅力がある。魔力と言っていいかも知れない。新しい朝が来てしまうと言う刹那感と手が届かない闇の永遠。櫂のない小舟が陸に辿り着いたのだ。
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by marshM | 2007-01-29 23:59 |
師匠
 ダイビングのライセンスを取った時にお世話になったショップの主が店を閉める事になった。私が持っているライセンスは最初の一歩であるオープンウォーターと言って潜れる場所に制限が付く。様子を見てその上のアドバンスド・オ-プンウォーターを取ろうと思っていたのだが、ショップが無くなってしまうと器材をレンタルできないので別のショップに行かなくてはならない。
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 最初に講習と海洋実習をインストラクターとして教えてくれたショップの主には、教え方が丁寧でわかりやすい、人柄が良い、と言う事でとても信頼感を持っていた。ライセンスを取るのはどこのショップでも同じ様な物なのだが、やはり信頼できる人に教えてもらうのが、ともすれば危険と背中合わせのダイビングには安心できる方法だと思う。彼に教われなくなるという事は非常に残念な事だ。
 一方で新しい師に出会う事が出来た。週末の戦争のような人混みの中、パイプを買った店の若旦那に、気になるパイプの傷を見てもらいに行ってきた。ついでにパイプのふかし方や葉の香りの事、気になっている事色々について教えを請うてきた。世の中嫌煙ブームでパイプの本など書店には並んでいない。ネットで探してもそれぞれ自分の言葉で文章にしてあると、どうしてもわからない事が出てくる。普段使っているパイプや失敗して焦がしてしまった物を見せられての講釈はやはり一目瞭然なのである。気になるパイプの傷は気の使い過ぎとの事で片が付いてしまった。
 新しい事をはじめた時に必ずしも良い師が見つかるとは限らない。ダイビングのショップを閉めてしまっても、良い関係を持ち続けられればいいと願うばかりである。
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by marshM | 2007-01-28 18:01 |
読書タイム
e0087225_23526100.gif 私は本を読むのが遅い。人が1時間で読み終える物を3時間で読み、半日かかる物を1週間かける。世の中には速読なる物があり、鍛えれば文字を3行一度に追う事が出来るそうだ。常々私は読書の鍛錬が足りないと思っていたのだが、そうではないかも知れないという事に思い至った。
 映画や物語の中だけにとどまらず、座右の銘や詩の一節、有名人の感銘を受けた言葉をすらすらと引用したり、皮肉や洒落として持ち出す輩がいる、確実に存在する。それは文章を文字としてとらえ思想や主張として記憶するに違いない。文章を左脳で追い左脳に刻み込むのだ。
 所がどうだろう。私の場合、インプットは文章、つまり左脳なのであるがそこで全ての情報を左脳が右脳へ引き渡し情景描写として右脳に刻み込むのである。そして左脳から右脳へ渡す時に少しばかり時間がかかるので本を読む速度が落ちる、と言う仕組みなのだ。それが証拠に私が小説の気に入った下りを思い出す時、それは文章としてでなくありありとした映像なのだから。普段の会話に自分の経験を顧みてウンウン頷くより映画の関連したワンシーンを必ず思い出すのは、ひとえに記憶を右脳に頼っているからなのだと思い至ったというわけだ。
 仕事の打ち合わせに出る時、電車の中で本を読む。そうすると右脳と左脳の連携が活発になり、打ち合わせ時に次々と良いアイディアが浮かんでくる。それをやっていながら今まで気が付かなかったとは、なんたる虚け者であったか。中吊り広告で流行を知るのも良いがやはり電車の中は読書タイムなのである。

 ・・・ホンマカイナ。
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by marshM | 2007-01-25 23:29 |
いかしたオープンカー
 一日薄ぼんやりとした雲が立ちこめ日が差し込んだと見るや西日となってみるみるエネルギーを失っていく一日は、呼吸をする度に鼻の奥を針で刺すような冷たい空気が満ちて締めくくる。
 ホームページの仕事の最終日、クライアントの事務所からファイルをアップロードしサイトを立ち上げるため、時間が自由に使える午後5時を指定されて帰宅のサラリーマンと共に駅を出る。街はすっかり暗くなり、それでも幾分か庶民的な地区であるその街を歩くと、生活の温もりが端々に転がっていて楽しい。
 旧街道を脇道にそれた所で角から走り出してきた車を見て私は目を疑った。この寒空にオープンカーである。それもいかにも労働帰りの老人が運転している。私が驚いたのはその不釣り合いな寒空と老人とオープンカーの組み合わせではなかった。そのオープンカー自体なのである。

オープンカーの秘密を見てみる
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by marshM | 2007-01-24 23:59 |
使えぬ案山子
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 ウチの長屋は古くからの農家ばかりが並ぶ住宅街に建っている。大家さんは庭木の栽培業で、それでも他の農家より広い。庭の片隅には元厩があって、農具倉庫だか倉だかを取り壊してこの長屋を造ったという。
 大家さんの家とこの長屋をはさんで反対側ももちろん農家。広い庭で出荷用の野菜を時々梱包しているのを見かける。この家の裏手、ウチの長屋に面した場所にミカンの木が植わっていて、この季節になると小振りのミカンがたわわになる。去年は枝についたままほったらかしでシワシワにしおれて無惨にな姿をさらしていたが、今年はどうやら収穫する気があるらしい。何しろヒヨドリやオナガが群で来てミカンをついばんでいくので、そのままでは台無しになってしまう。鳥よけのデコイがぶら下がっているという事は収穫する気があるのであろう。
 鳥よけをつけるのは良いのだが、その中にCDの円盤が下がっている。これが晴れた風のある日にはまぶしくてしょうがない。これなら鳥だって嫌がるだろうと思いきや、ヒヨドリ君達は何も気にせずミカンをついばんでいく。効果もないのに迷惑千万な事だ。いっそBB弾で撃ち落としてやろうかとも思ったが、そんな三面記事に載りそうな事はとうていする勇気がない。しばらく様子を見てお隣に直談判しに行こうという話でまとまった。
 さて、いつまで様子を見たもんか。
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by marshM | 2007-01-22 20:04 |
ジョウビタキ
e0087225_165835.jpg 最近、庭で決まった鳥を見かける。じっと動かないで見ていると、5メートル近辺の雑草の中に餌を探している様子で、時々一段高い所からこっちを伺っている。雀と同じぐらいの大きさで鈍い褐色、くちばしは短く羽に紋付き。まるまると太って、北風に羽を逆立てているから余計丸く見えて愛らしい。
 ネットで早速調べてみるとジョウビタキの雌だとわかった。野鳥の写真を撮っているかたのブログで、やはりすぐ傍までやってきて驚くとのコメントがあった。渡り鳥なのだが、都会を渡り歩いて人慣れしているのか、それともここに来る他は大自然の中ばかりを辿るコースで人に警戒心がないのか。
 ネットで調べると鳴き声の音源データまで探し出す事が出来る。耳を澄ますと何処か近所を飛び回っているのがわかって微笑ましい。色気のない冬空にぽつんと色彩が浮かんだよう。
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by marshM | 2007-01-21 23:59 |
外猫
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 しばらく前に庭で笹かまぼこを食べていったあの汚い猫、あれから離れた場所で他の猫と大きな鳴き声を上げているのは聞いていたのだが、庭に餌をねだりに来るような事はなかった。
 今日、庭に出ているとふとその猫と目があった。何の気無しに手を前に出すと、3m位までひょこひょこと近づき、なにも持っていないのを確認するとさっさと行ってしまった。ちゃんと食べ物をもらった事は覚えていたようだが、やはりそれ程人なつっこくはないようだ。ほとんど野良のような生活だから仕方がない。
 ペットショップで猫を買ってくるより野良を餌付けした方がお金も手間もかからないと思ったが、世の中そうはうまく行かない仕組みなのである。
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by marshM | 2007-01-18 19:15 |
ロゾリオ
e0087225_12285858.jpg 普段からあまり薬を飲まない私は、市販薬を使うと効きすぎてしまう場合があるのだが、そんな体質だから漢方薬の類や治癒効果のある自然物でも間をおかず効果が出てしまう事がある。
 例えば紅茶には利尿作用があると言うが、これが良く効く。濃い紅茶を飲むとその後すぐにトイレに何度も駆け込む。エルダーフラワーは体中がポカポカ暖まる。コーヒーのカフェインに対しては免疫が出来ているらしく、就寝前にエスプレッソを飲んでも眠れなくなる事はないのだが。
 先日カミさんが手に入れてきたイタリアのバラのリキュール。滅多に手に入らない珍品なのだそう。ふんわりとバラの香りがして甘いドルチェのような酒。普段から散々バラの香りを嗅がされているのでこのリキュールもすっかりお気に入りになってしまった。
 ところがバラの花には便秘に効く効能があるのだとか。飲み始めてから妙に便の出がよい。腸が弱く便秘気味の私には丁度良い位の効き目なのである。昨日も膨満感があって一日嫌な感じがしていたのだが、寝る前に飲んだらスッキリ治ってしまった。
 人によって効き方は様々であろうが、酒で体調が良くなるとは全く良くできた体である。いや、良くできたリキュールだと酒を誉めるべきか。
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by marshM | 2007-01-17 12:47 |
笑い皺
e0087225_15233358.jpg だいぶ前からひとつ気になっている事がある。同年代の友人知人に比べて、自分で言うのもなんだが肌がつるんとしているのである。おかげで実年齢より若く見られる事もしばしば。別に化粧ののりを気にするわけでもないので、若く見られるよりは責任感のある男の顔に見られた方が仕事には有利なのである。
 そこで今年からはじめたのは髭を伸ばす事と顔の体操。髭を伸ばすと少しばかり老けて見えるのと男臭さが加わるのは実証済み。顔の体操は顔を動かす事によってカッコイイ笑い皺を作るため。今まで苦労が少なかったせいか皺も少ない。目尻に笑い皺のよったナイスミドルにちょっと憧れているのである。
 今日で私も40代に突入した。50になった時に想像通りの雰囲気に近づけるよう、苦労をしつつも笑顔作っていこうと思う。
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by marshM | 2007-01-16 15:36 |