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桜の樹の下には
e0087225_20181094.jpg 「桜の樹の下には死体が埋まっている」とは誰が言い出した物か。気になったので早速検索してみる。『桜 死体 原典』。梶井基次郎の「桜の木の下」がヒットした。「檸檬」の著者である。
 武家では庭に椿を植える事を忌み嫌うと言うが、桜もまたそうであったらしい。華々しく散っていく様を合戦の侍達に重ね合わせていたのだろう。とすると、梶井基次郎も古くからの桜に対する感傷を下地に作品を思いついたのかもしれない。機会があれば読んでみるのも悪くないだろう。
 桜の花はそれ程華やかで人の心に訴えかける。小さな草花は紫外線カメラで見るととても目立つように色が工夫されているらしい。もちろん昆虫の目をひくためだ。そうやって虫を集めより遠くまで受粉させる。他の生き物を使って種を生きながらえさせ、時には防衛するのだとすれば、桜はその姿を使って人を操っていないとも限らない、と考えるのは深読みであろうか。
 桜の下に養分となる死体、なんともぴったり来る取り合わせである。
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by marshM | 2006-03-31 20:38 |
隣の芝生は・・・
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 寒い寒いと思っていたが、いつの間にか木には新芽、枝には花が咲き誇り、土には雑草が伸びて生命の復活を感じさせるようになった。
 我が家は賃貸テラスハウス。小さいながらも庭が付いている。ちらほら草木が伸び始めてそろそろ手入れを始めなくてはいけない時期なのだが、ふと隣を見るとクローバーやらハコベやらがすでに膝丈に達しようとばかりに伸び放題。あぁ、春はそんな所に重点的に来ていたのか、なんて感心してる場合ではない。
 3世帯入るテラスハウスに手前がウチ、奥が初老の夫婦、真ん中はしばらく借り手がいなかった。半年ほど遅れて入居した家族は謎が多く、あまり社交的ではない。昼間はいるのかいないのか、銀行員らしい風貌の人や管理会社の人が「お隣いつ頃いらっしゃいますか?」と訪ねてくる始末。いったい何をしているのやら。
 そして1階のシャッターは常に閉じられている。たまに開いている事もあるが中をうかがい知る事は出来ない。もちろん庭は放ったらかしの草ボウボウ。隣の芝生は青いというが、青いどころかジャングルなのである。
 そこで一計。どうせたまにしか庭を見ないんだから、こちらから生命力の強い南国の草を投げ込んでやれば、居ながらにしてトロピカルムードが楽しめるのではないだろうか。花の種を投げ込めばお花畑にもなるかもしれない。花が終わったからと言って枯葉を刈り取る必要もない。元から雑草が生え放題なのだから。庭木を投げ込んでちょっと大きな茂みになれば虫が集まる雑草も伸びづらくなるのではないだろうか。見た目と害虫駆除と一石二鳥である。
 などとお馬鹿な想像を楽しんでみるが、うむ、花の種ぐらいは素知らぬ顔して本当に投げ込んでみても良いだろう。
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by marshM | 2006-03-28 23:59 |
桜の記憶
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 花曇りの月曜日、仕事も一段落ついて今日は駅前の銀行へ。途中のJAグラウンドは畑の真ん中にあってぐるりと桜の木が取り巻いている。花はおおむね5分咲き、まだ華やかさはない。
 桜が大きく腕を伸ばして咲き並んでいる下に立つと、手こぎボートでゆらゆらと午後の日差しを受けている情景を思い出した。確かあれは洗足池か井の頭公園か。池の周りには桜が満開に咲き誇り、ハラハラと散る花びらが水面を一面のピンク色に染める。その中をボートで進むのはなんとも言えぬ華やかな異世界であった。
 はてさて、あれは誰と一緒だったのだろうか?桜の花びらの鮮烈な色彩に他の記憶がかすんでしまったようだ。
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by marshM | 2006-03-27 20:39 |
ムムム・・・
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by marshM | 2006-03-25 18:19 |
アウトローズ・フード
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 先日の買い物でテキーラと一緒に買ったチーズ入りプレッツェル。「Combos」と言う名前で特太プレッツェルの輪切りにナチョチーズを入れ込んだもの。いっぺんにたくさん食べると飽きてしまうのだが、ちょっと食べてまたしばらくすると手が伸びる。
 一時輸入菓子コーナーで面白い物を見つけては来客につまみとして振る舞って楽しんでいた時期があった。ビネガー味のポテトチップスだったり、いろんな形のプレッツェルだったり、変わった味のグリッシーニだったり。月に一度は誰か遊びに来るので、食事前にワインに合うおつまみが欠かせない。半分はカミさんと二人で消費してしまうのでもあるが。
e0087225_18584247.jpg 買い出しの時にはそんなジャンクフードをごっそり買い込んでくるのだが、なかでもこのCombosは私のお気に入り。テキーラにも合うナチョスが好きなのだが、ナチョチーズと岩塩をまぶしたプレッツェルの組み合わせもかなりいけるのである。
 しかし、そろそろこれも飽きてきた感じ。新横浜駅の輸入食品屋が目新しい物を見つけるには丁度良いのだが、駅前再開発で休業中である。早く再開して欲しい物だ。
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by marshM | 2006-03-24 19:03 |
クシャミは少ないけど・・・
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 咲き終わりの梅の花に追い打ちをかけるような昨夜の雨から打って変わって、今日の午後は暖かい春の日差し。
 雨は上空の杉花粉を巻き込んで地面に落ち、落ちた瞬間に花粉をまき散らすと噂で聞いた。そのせいか今日はまた一段と頭が鈍い。朝からずっと鼻の粘膜に血が滲んでいる。
 風呂に入ったついでに鼻からお湯を吸い込んでは出す事を繰り返すとスッキリしてかなり楽になる。しかし朝になると鼻の穴はどす黒い血液混じりの鼻水でいっぱい。昨日買ってきた花粉症の薬、今夜は試してみなくては。
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by marshM | 2006-03-23 19:27 |
テキーラを飲むワケ
 今日から出張のカミさんを送りに新横浜へ。気の早い桜が三分咲きという所。
 駐車券をもらうために地下食品売り場でSAUZAとチーズ入りプレッツェルを買う。夕飯の買い出し主婦の列に混じってカゴも持たずにテキーラと菓子の袋を差し出す自分が実に違和感を感じて面白い。
 テキーラが好きと聞くと何故か皆一様に「酒が強い」と言う印象を持つが、普通に売られているテキーラはバーボンやジンとほぼ同じアルコール度数である。ライム片手にストレートのショットグラスをあおるイメージがそうさせているのであろうが、私がテキーラにはまったのはもっとソフトなカクテルからである。
 サラリーマンだった頃通っていた会社の筋向かいに、同年代の若旦那が経営するバーがあった。バーテン達も若くて修行中の身だったため、ああでもないこうでもないと一緒になっていろんなカクテルを楽しんだ。足繁く通っているうちに好みの味も固まってくる。ちょっと刺激のある香りでさっぱりし甘みのあるカクテルが好みで、中でもマタドール・マルガリータ・テキーラサンライズなどを良く頼んでいた。お気に入りの女性バーテンが作るマタドールはちょっとパインジュースが多めで、頼むと砂糖漬けのチェリーを必ず多めに付けてくれた。甘くて刺激的な一時の楽しみ。
 楽しい時はいつまでも続かず、業績不振の若旦那はゼストに修行に出され、店は家族経営の居酒屋に吸収されてしまった。居酒屋になっても居残ったスタッフが好みのテキーラのボトルを取り置いてくれていたのだが、やはり居酒屋では興がのらず足が遠退いてしまった。
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 さて、今日からしばらく独り身である。一人テキーラを傾けつつ、若旦那は今頃また自分の店を再開したのだろうかとバーカウンターの薄暗がりが恋しくなるのである。秘密の愛人を誘って夜の街に繰り出したい所だが、金のかからない愛人はいないもんなぁ。
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by marshM | 2006-03-22 23:59 |
大人の絵本2
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 本屋に注文していた絵本が入荷した。もう一冊の猫の絵本。「夜にみちびかれて」文/ロイス・ダンカン、訳/成沢栄里子、絵/スティーブ・ジョンソン&ルー・ファンチャー。
 アクリルとたぶんパステルとでちょっと立体的に、写実的に描かれた夜を歩く猫。詩のような文章が雰囲気を盛り上げる。言うなれば絵本らしい絵本であるが、絵画としてもとても良くできている。
 何しろ猫の仕草をよくわかっている。画家も作家も猫を飼った事がなくてはこうは描けまいという雰囲気がそこかしこにあふれている。猫と一緒に夜散歩した事がない人は是非この本を手に取ってみるべき。

夜にみちびかれて
ロイス・ダンカン スティーブ・ジョンソン ルー・ファンチャー 成沢 栄里子 Lois Duncan / BL出版
スコア選択: ★★★★★

 本を手に取るもなかなか手に取れない猫の手。猫の手は親指が短かっただろうか?鳥のように反対側に付いていただろうか?猫を描くにはやはり身近にモデルが欲しい物だ。
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by marshM | 2006-03-21 18:09 |
獲物
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 冒頭は昨日の夕方の雲。今日は近所を一回り散歩してみる。早春の花の時期はすっかり終わってしまい、里山は緑をすくすくと伸ばす時期に入っているようだ。梅の名所も花が散れば普通の神社。
 でもなんだか春の日の散歩は気持ちが良い。去年はご近所猫のチビタが愛想良く散歩につきあってくれたのにね、なんて話しながら小一時間ぶらつく。マスクをしたちょっと変な二人組。
 ひとしきり歩いた後は区役所へ不在者投票へ。今日も妙にのんびりした一日。そうか、世間は休日か。
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by marshM | 2006-03-21 17:46 |
ハンティング
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 仕事を早朝に納めて一眠りした今日は抜けるような青空に暖かい日差し。こんな日にじっとしているのはもったいないので、ブレーキランプが壊れた車の修理がてら、何か面白い被写体がないかとカメラを持ってぶらりと外出。
 ブレーキランプはスイッチ交換であっさり終了。カリフラワーのような雲を一枚。銀行によって通帳の更新。どんどん育ち夕日に近いオレンジに染まる雲を一枚。CDショップで東京スカパラダイスオーケストラのアルバムを一枚。収穫があったようななかったような、でものんびりした夕暮れの一時。
 スカパラはiTunesへ、写真はまだカメラの中。明日晴れたらもう少し身近な所でお尋ね者を探してみるとするか。
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by marshM | 2006-03-20 23:59 |