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オールド
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 角の次に覚えたのはダルマであったと思う。実際、美大入試のデッサンで一番多く使われた石膏像以外のモチーフではないだろうか。もうダルマを飲まなくなって久しい。記憶を頼りに描いているので首が長くなっているかも知れない。ラベルも曖昧である。
 当時家には親父のダルマがいつも家に置いてあった。お中元やお歳暮でもらった物が多かった様な気もするが、酒屋に行ってもダルマだった様だ。特にそれが好きというわけではなく、それだけ庶民的な物だったのであろう。しかし、トリスやホワイトに比べればそこそこ上物というわけである。
 私はと言えば今でこそテキーラに落ち着いたが、夕食前に軽く飲んでご機嫌になってしまった時など、血は争えないと思うことがある。ハードなその日の締めくくりにあおる酒は、香りを楽しむでもなく舌に転がすわけでもなく、五臓六腑に染み渡る幸福感が重要なのである。
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by marshM | 2005-10-30 05:41 |
いつもの時間、いつものカフェ。
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 銀行に寄ったついでにいつものカフェへ。
 いつものカフェ。当のオーナーたちがこのブログを見ているので何とも書きづらいが、悪いことは書かないつもりなので良しとしてもらおう。
 市営地下鉄の高架部分にある駅の駅前通りに面していながら、入り口は一本裏に入った遊歩道側にある、ちょっとわかりづらい場所にあるそのカフェ。入り口の向かいにあるスーパーに寄った際に看板が目にとまり、入る機会をうかがっていた。いざ足を踏み入れてみると駅前のにぎやかさから切り離された静かな隠れ家的な空間がそこにはあった。何度か訪れるうちにオーナー二人と常連さんたちとも仲良くなり、足繁く通う様になった。
 オーナー二人は音楽家であり、イベントやテーマパークで演奏をする傍ら、自分たちの想う空間をプロデュースする形でカフェを経営している。そこには古い家具ばかりを使ってあり、書斎の様に壁に向かってライティングディスクがあったり、所狭しと本や雑誌が並べてある一角やソファーでくつろげる一角がある。それはオーナー二人が音楽を創造するのに使ったかけらが転がっているのであろう、行くと何かしらインスパイアを受けずにはいられない静かな空間。まどろむ様に音楽を聴いた後ならなおさらイメージが降ってくる。
 窓の外が暮れていく2時間ほど客は私一人。読みかけの漫画を読み終わるのと新しい客が入ってくるのを潮時に席を立つ。帰りがけに目についた雑誌の表紙に次の絵のイメージが浮かんだ。
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by marshM | 2005-10-28 20:25 |
カレー
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 昨日の晩ご飯はカレーライス。カレーライスと言えばジャガイモ・ニンジン・タマネギであるが、うちのはキツネ色に炒めたタマネギにミンチ肉。独特の調合スパイスが入って、ちょっと他にない味。
 でも、たまーに野菜たっぷりルーのカレーも食べたくなったりするんだな。ジャガイモぐらい入れてくれ。
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by marshM | 2005-10-27 19:34 |
親父ギャグ
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 水族館でよく目にする魚たちも、スキューバダイビングのグラスを通すと少し現実より間近に錯覚して、なんでもない魚も迫力をもって見える物である。時には人間の指を餌付けの餌のソーセージと思ってかつついてくることもあり、あまりむやみに近寄らない様に慎重になる。
 私たちが水族館のガラス越しに「マグロの刺身が泳いでる!」「アジの干物が泳いでる!」と叫ぶ様に、魚の方でも「旨そうな物が来た!」と思っているのであろう。ガラスに顔を貼り付けるがごとくぴったりと向こうから後を追ってついてくる。
 ×旨かったづら~、このおはぎ!
 ○ウマヅラハギ
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by marshM | 2005-10-25 18:45 |
なんだ
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 Wowowで70年代を舞台にした映画をやっていてわかったことがある。
 結婚する以前から持っていた洋服、野暮ったいとカミさんには敬遠されているのだが、未だに愛着がとれない。はじめてカミさんの実家に行った時は「山男が来たのか」と思ったそうだ。アウトドアを意識した、エディー・バウアー等のアメリカンカジュアル系。
 そう、私の服装観念は70年代アメリカ映画に養われたのである。
 好きな本はミステリ、ミステリと言えばハードボイルド物が多く映画化されている。そうでなくても子供の頃から青年期に見た映画はほとんどがアメリカンカジュアルだった気がする。
 なんだ、蓋を開けてみてしまうと自分の服装なんてたいした観念があるわけでもなかったわけで、ヨーロッパコーディネートなカミさんの意見も素直に受け容れられる様な気がする。現金な物である。
 でもね、キャンプの時にはアメリカンカジュアル、楽なのよ。たくさんポケットついてるし、汚れてもあまり気にならないし。・・・子供の服選びか?
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by marshM | 2005-10-24 18:05 |
間違い電話
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 今住んでいる家に越してきてから頻繁に間違い電話がかかってくる。どうも以前に同じ番号を使っていた人が案内を出さなかった様だ。電話帳に番号を載せていないこともあって、売り込み電話が○○さんですか?と知らない名前を聞いてくる。
 昨日の電話は営業口調なのだが「○○様ですか?」のあとに「違います」と答えると番号を確認した後「○○さんの番号のはずなんですが」と来た。違う物は違う。そちらでどう決めてようとNTTはうちの番号としている。「何をおっしゃってるんですか?」と問いかけるとあきらめて謝りの言葉と共に電話を切った。かけたと思った相手は居留守や嘘をつく相手だったのだろうか?それとも疑い深い性格なのか?。大概は「違います」と答えるとすぐに切る人ばかりなのに、今回は違った様である。
 この間は逆に、事務所には引っ越し通知を出したのだが勤めている個人には出していなかったので連絡が付かなかった一件が発覚した。他の仕事仲間から現在の番号を聞いて連絡が付いたのだが、前の番号を使っている人に間違い電話が行ったかも知れない。前の番号に謝りの電話でもかけてみたら面白いだろうか。
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by marshM | 2005-10-23 20:40 |
秋晴れ
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 穏やかな秋晴れの一日。
 朝から布団を干すとベランダから一匹のカマキリがぽつんとたたずんでいるのが見える。こちらに気がついているのかややカマを振り上げている。あたりが枯葉色に色づきつつあるので、鮮やかな緑の体が秋の陽の光に輝くほど目立つ。
 夕方、洗濯物を取り入れていると庭の隅に大きなカマキリの死骸。今朝元気だった個体とは明らかに違って、死後だいぶ経っている様だ。産卵の後力尽きたのであろう。近くを探せばあの大きな繭の様な物体が見つかるかも知れない。
 はて、カマキリの体つきはどうだったか。暗くなっていつものカフェでブログネタに絵を描き始めると意外に思い出せない。図鑑を借りて前足は中節の頭側に、残りは後節の前側についているのをはじめて意識する。
 今日はカフェの入りも少なく、終始穏やかな秋晴れの一日。
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by marshM | 2005-10-20 19:56 |
歯が痛い
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 ここ数日気温が低かったこともあってか、肩こりがひどい。肩こりが歯に回って歯茎が痩せてきて、歯を磨くと神経に触る様な痛みを感じる。
 結婚して実家から離れてしまったので、子供の頃からかかりつけの信頼している歯医者に通えなくなってしまった。特に虫歯があるわけではないのだが、今回の様によくわからず痛みがある時、近所の歯医者がどんな評判なのかがわからないと不安になる物である。あちこちに聞いて今のうちにリサーチしておかなくてはと思う。
 子供の頃はよく歯医者に行っていたのを記憶している。歯医者の帰りに甘い物をねだってしかられたこともあった。子供心に特に目を引いたのは、診察台の上に置いてある変わった器具類。細かい道具の先を殺菌するトーチや、薬が入って陽に当たると何とも言えない綺麗な色で透ける大小のガラス器。
 小さなガラス瓶を東急ハンズで見つけて、彼女にホワイトデーのお菓子を入れてプレゼントした。彼女もそのガラス瓶が昔から好きだったらしく、今はうちのトイレの窓際に並んでいる。
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by marshM | 2005-10-19 15:28 |
マフラー
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 久しぶりに女性ファッション雑誌をぺらぺらめくる。グラビアの中は冬一色だ。若い女の子向けの雑誌にしては上品に大人を演出した見ていて楽しいスタイリングである。先日仕事で某女性向けゴシップ誌の毒気に当てられただけに、スカッと一足早い透明な冬の風が吹き抜けていった様だ。
 特集記事はマフラーとストールの巻き方。女の子はよくも布きれ一枚でバラエティー豊かに表情を変えられる物である。私もちょっと真似して・・・なんて気にさせるが、私はあまりマフラーに懲りたくないたちである。ゴツゴツ巻いてるより上着の中にちらっと重ねる方が好みである。
 某隣国の貴公子はメガネとマフラーのイメージが強い。私はメガネをかけてるがマフラーをすると首が短く見える。
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by marshM | 2005-10-18 19:56 |
週末
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 昨日から今日にかけて客人が絶えずビールとワインをしこたま飲んでいる。今日は運動不足に耐えかねたカミさんとその友人が、ヨガのDVDを買ってきてテレビの前でやり始めた。呼吸を整えて体の緩めたり締めたりする部分を意識することによってエアロビ並みの運動量をこなすのだそうだ。サ行の独特な言い回しをする舌足らずなアナウンスが面白くて笑ってしまう。
 勝沼ワインの話題をテレビで特集していた。昔は甘いだけのつまらないワインだと思っていたが、時代が進んで美味しい物が出てきているらしいのである。特にヨーロッパの専門家もほめていたのは、空気に触れることによって消えてしまう柑橘系の香り。手をかけて作ることによってその香りを逃さず楽しめるそうだ。
 手をかけて陽に当たり時には乾いた土地や冷たい気候でいじめ抜いて醸造し、ボディも香りも美味しくなる。それを横目で見ながらワインをすすりペンを走らせる。芳醇の秋である。
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by marshM | 2005-10-15 21:51 |