2007年 06月 29日 ( 1 )
二度ベルを鳴らすのは?
e0087225_137463.jpg どんよりとした曇り空から雨粒が落ち始めた午後4時過ぎ、仕事中の私の耳に居間のインターホンからチャイムの音が聞こえてきた。仕事が乗っていると決まって電話や来訪者の妨害に遭う、と思うのは被害妄想だろうか。
 「はいはいはい」と誰にともなく言葉を発しながらインターホンまで行くと、外を映し出す白黒の画面には何も映っていない。最近、回覧板や町会の広報を渡しに来るご近所さんは、どうせいないか忙しいだろうとチャイムを押すだけ押してポストに入れていく。すぐに玄関から外に出たが人影はなく郵便受けになにやらたくさん入っている物を取り出す。
 ところが、町会関係の冊子も回覧板もその中にはなく、あるのは郵便物ばかり。一体何だったのだろうと首をかしげつつ、頭を仕事モードに切り換えようと椅子に座ったとたん、またチャイムの音が響いてきた。
 急いでインターホンを確認すると今度も人影は無し。映像が入っているということは間違いなくうちのチャイムが押されたということだ。すぐに外に出て郵便受けをチェック、何もない。小雨の降る長屋の周りを見渡しても、近所の焦げまだら模様の猫が悠々と歩いているだけ。
 お寺の近くに住む子供達がピンポンダッシュでもしたのだろうか? それにしても2度連続技とは度胸の据わったやつである。表の通りまで出てみたが人影はない。
 何かの虫の知らせか? と怯えつつもその後何の変化もなく、やがて忘れ去られていく日常の中の小さな事件であった。


↑ピンポーン!
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by marshM | 2007-06-29 23:59 |