巡り合い、すれ違い。
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  アルノ川にかかるヴェッキオ橋を渡った川沿いの通りで面白い店を見つけた。ピューターや木で出来たオリジナルのチェス駒を扱う店だ。チェスの駒を見るとついつい店に足を踏み入れずにいられなくなるのは、ある思い出が頭によみがえるからなのだ。
  20年ほど前、渋谷のある店でエクスカリバー(アーサー王と円卓の騎士)を題材にしたピューターのチェス駒を見つけて悩んでいるうちに、売れてしまって悔しい思いをしたことがあった。当時学生だった私にはアルバイトで稼いでも手の届かない値段だったので、欲しいと思っても即決することが出来なかったのだ。
e0087225_0322929.jpg オリジナルでピューター製、共通点の多いその店で昔買い損なったチェス駒の事を聞いてみると、そこの店で作ったものではないがイギリスで似たものが製作されていた情報を得ることが出来た。20年間影も形も手がかりを得ることが出来なかった駒に薄いながらも近づく事が出来たような気がして、鳥肌が立ってしまった。何か縁があるのかもしれないと思いチェスの駒ではなく中世ルネッサンス騎士のフィギュアを買って出てきた。


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by marshM | 2009-04-04 23:59 |
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