チョコレートの追憶
e0087225_128211.jpg カミさんが化粧品を買いたいというので車を出す事にした。その化粧品、あまり扱っている販売店がないらしく、関東では近所にある一店舗が暗黙の了解でメーカー半公認ディスカウントをしているというのだ。行ってみるとそこは普通の薬局。薬局と言うよりは何でも扱う田舎の雑貨屋が妙に小綺麗になったような印象だった。
 本題は化粧品ではない。その店で見つけたのはチョコレートの包み。袋の中には赤や金に着色された銀紙に包まれた、半球形のチョコレート。チョコレートと言ってもマジパンのような白く甘い物体の表面に薄くコーティングされているだけなのだが、これが案外美味しい。昔からある食べ慣れた駄菓子。一袋100円に釣られて一緒に会計してもらった。
 高校生の頃、自転車で走る通学路に小さく古い和菓子屋さんがあった。ガラス張りの引き戸の中には陳列棚があり、和菓子と一緒にチョコまんじゅうや小さな駄菓子もいくつか並んでいた。確か、その中にこのチョコレートがあったような気がする。「気がする」というのは、記憶が定かでないから。一番の目的はチョコまんじゅうだったのだが、その時もどこかで美味しく食べた記憶を頼りに自転車を止めた。
 銀紙包みのチョコレートと同じ追憶から伸びる誘惑の手。一体原体験はいつの事だったのか、全く思い出す事はできない。


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by marshM | 2009-02-16 23:59 |
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