Gitanoの遺伝子
e0087225_15492835.jpg 春一番が吹き荒れた翌日は良く晴れた土曜日。朝一番に戸を開けるとすでに汗ばむほどの気温。積雪があってもおかしくないはずの日本の二月としては驚くほど気温が高い。
 半袖Tシャツで昼のパスタを茹でていると、うららかな日差しの中新生活を始めたばかりの学生時代の頃を思い出す。環境の急な変化が記憶の糸口を刺激して様々な映像を埃のかぶった倉庫から引っ張り出す。
 今日の選曲はGranadaでBARの青年に教えてもらったDuquendeのアルバム。アンダルシアのジプシーの調べ。カミさんが面白い事を言い出した。このアルバムを聴くとどこか血が騒ぐのは、我々にもGitanoの血が流れているのではないかと。
 Gitano、すなわちジプシーの事なのだが、たしかに、テンポ良く打ち鳴らす手拍子とギターの音に刺激されて、かつてのスペイン、そしてまだ見ぬヨーロッパの、アフリカの地に心がうつろいだす。
 農耕民族として永きを生きてきた日本人の血にも元をたどれば大陸や太平洋の島国からの血が混じっている。その中にわずか数パーセントでもGitanoと同じDNAが混じっていないとは限らない。常夏のバリから冬の日本に帰ってきたとは思えないこの陽気が、その数パーセントの血を騒がせる。




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by marshM | 2009-02-14 16:07 |
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