中途半端な開放感
e0087225_112722.jpg ヒノキ酵素風呂に行って何が面白かったか。
 檜の浴槽の中に檜チップを敷き詰めて潜り込むヒノキ酵素風呂は、衛生上の理由から温浴専用ウエアを着用する。薄地の生地でできたパジャマのようなズボンを履き、同じ生地のパーカーのようなものをすっぽりとかぶる。このウエアが汗を吸い取ってくれるので、浴槽の中の檜チップは低温殺菌効果もあわせて清潔に保たれるのだそうだ。
 エステなどに通い慣れている女性などは何ともないのだろうが、人前で下着を着けずに薄い布地を着用しただけで出るというのは、妙な気分がするものだ。温泉や銭湯で全てを脱ぎ去る開放感を兼ねながら、薄い布地で人目をはばかる。同じ時間に相部屋となった他人やケアをしてくれる店の従業員にあられもない姿を見られる事がない安心感はあるのだが、その下はパンツさえ履いていない裸である。なんだか妙に頼りなく面白い時間だ。
 私はオイルマッサージや垢擦りなどのサービスを受けた事がないので、人前で裸に近い格好で何かの施術を受けるといった経験が皆無だ。それだけに、なんだか妙にムズムズして落ち着かない気分になるのだが、いざ檜チップに体を埋めてしまうとそんな事はどこかに飛んでいってしまう。
 頼りなくてムズムズでリラックスできる妙な空間。バリ島に行って流行のマッサージを受けるのはどんな気分なのだろうかと妙な期待を持ってしまうのは、無理からぬ事だと思うのだが如何なものだろうか。


いや、決して怪しいプレーではありません。
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by marshM | 2009-01-08 23:59
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