早川文庫『海の勇士/ボライソー』シリーズは19世紀前後に海の覇者だった大英帝国の軍艦乗りの話だ。軍艦と言っても帆船である。水兵たちが猿のごとくマストに駆け上り、帆を縮めたり広げたり、桁の角度を風に合わせて船足を上げる。全てが木とロープと人力に頼っていた時代。 嵐に見舞われると雨に濡れて堅くなった帆布、つまりキャンバス地の堅い布を素手で巻き上げなくてはならない。帆は風をはらんでパンパンに張りきっているから、水兵たちは爪を剥がしながらも何とかそれを押さえつける。 良く晴れた日に干してある布団を引き上げる時、いつもそんな光景が頭の中をよぎるのだ。 ↑ポチッとよろしく。
by marshM
| 2008-12-01 23:59
| 楽
|
ブログパーツ
以前の記事
リンク
ならんちゅぬツブヤキ
三須の一言・・・ イスラミック・ブルー なおすけの日日是好日 ディープコザ発沖縄ブログ Apoptosis ピキっと。 江古田日和(えこだびより) コリドー街スペインバル Bar de Ollaria ローマ、フィレンツェなど イタリア旅行情報サイト: アーモイタリア ホームページ フォロー中のブログ
カテゴリ
タグ
最新のトラックバック
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||