夏を満喫すれど
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 夜風に程良く冷やされた朝の空気で気持ちよく過ごしやすい時間はほんの一時で、世界中を焼き尽くす勢いで数十万ワットの光線を降り注ぐ太陽が天高くへと駆け上っていく。自らの余剰なエネルギーを熱に変えるパーソナルコンピューターと競い合わせるようにエアコンを効かせた仕事部屋にこもると、閉め切った窓から蝉の声も空の青みも鈍く隔絶された世界に感じる。
 なんと言うことだろう、夏真っ盛りだというのにその熱に触れ音を聞かないのであれば、窓の風景もこもった蝉の声もテレビや絵画の中の季節と何ら変わりが無くなってしまうのだ。
 熱波のピークに比べてほんの少し風が乾燥して涼しく感じるのを良いことに、エアコンを切って窓を全開にしてみた。うるさい蝉時雨にしたたる汗、夏はこうでなくてはいけない。と思ったのも束の間、汗疹の痒さに耐えかねてエアコンを始動させた。意外と繊細なのかもしれない。


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by marshM | 2008-08-19 23:57 |
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