空の向こう
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 夜更けにベランダに座り、旅のフィクションを読みながら煙をたなびかせていると、今まで音もなくあたりを包んでいた闇から一陣の風がわき起こる。ふと顔を上げるとパラパラと雨が降り出した。
 楽しげな旅の話につられて、何だか自分も無性に旅をしたくなった。昔だったらそんな事は思いもしなかっただろうが、今は物語の中のように旅の道連れがいる。道連れがあると思うと何処へなりとも、行って、見て、得たいと思うようになるのだ。得た物を分かち合う事が出来れば世界は広くなる。
 共に向かうのであれば根無し草にもなろう、行き倒れても良かろうと割り切れる自分に、変わった物だと思う。小さな殻に安寧として閉じこもるために働くよりは、働いた分世界を見たいと思うようになった。
 先ずは旅立ちのためにしばらくの労働だ。土曜も日曜もなく働く。


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by marshM | 2008-06-28 23:59 |
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