夏雲が空を覆いさわやかな風が吹き抜けるが、先日までの雨のせいで湿度は高く、洗濯物がパリッと短時間で乾かない。小笠原父島での数日を思い出す。入り組んだ谷間に宿を取った我々は、朝洗濯物を強い日差しの下に干して出かけても、夕方までハッキリと乾いた試しがなかった。
人間は山に父性、海に母性を求めて出かけていくと言うが、それだけだとも言えないのではないか。私が生まれ育った横浜には天然の浜辺はほとんど無いが、それでもコンクリートで固められた海岸から海風が丘を駆け上り、奥まった新興住宅街まで涼風を届ける。そして太平洋の黒潮につきだした関東南東部は、海からのエネルギーを受けた低気圧や前線の影響で雨も多い。湿度が高く曇りがちで暑い夏に育った者は、爽やかな高原よりもじめじめとした南の島の方が親近感が湧くのではないだろうか。 とここまで考えて、生まれ育った町にも母性的イメージがあるとしたら、結局元の木阿弥だという事に気が付いた。迂闊。 ↑ポチッとよろしく。
by marshM
| 2008-05-26 17:35
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