最近翻訳物の小説はつくづく読みにくいと感じている。訳者が下手なのではない、比較すると日本の小説の方が行間に詰まっている情報量が多い気がするのだ。それは日本人だから当たり前なのだが、海外ミステリを多く読んできた私にとっては目から鱗の事実なのだ。
某ライトノベルを3回読み直した上続巻待ちなので(なんと刊行予定を半年過ぎているのに出ない)、未読の山を切り崩す事にした。新訳のシャーロック・ホームズは外出用に取り置くとして、手に取ったのは「僕のキャノン」池上永一著。結構前に借りて最初の1ページで何故か投げ出してあった本。数ページクリヤしたら加速度的にページをめくる手が早くなっていく。危ない危ない、仕事に差し支える所だった。 ところでこれ、題材が沖縄でなければラノベっぽくない?・・・と言ってしまうと著者に失礼かも知れないが、登場人物へのアニメチックなまでの性格付けが、ともすれば重くなりがちなテーマを明るく読みやすく伝えている辺りは、まんまとしてやられているわけなのだろう。沖縄を深く知るには取っつきやすい本である。 ↑ポチッとよろしく。
by marshM
| 2008-03-17 23:59
| 楽
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