19世紀の煙
e0087225_174524.jpg 今月新調したパイプ煙草はPetersonの「Sherlock Holmes」。かのサー・アーサー・コナン・ドイルが作り上げた19世紀の名探偵、シャーロック・ホームズが活躍した頃の味を今に伝えるブレンドである。
 「シャーロック・ホームズの冒険」は中学生の頃に早川ミステリ文庫版を良く読んでいた。危険があれば無造作にピストルを外套のポケットに忍ばせ、疑問を前に暖炉の傍で物思いに耽るかと思いきやバイオリンを弾き出し、時にはアヘン窟の片隅で世俗から遠ざかる。これでもかというくらい強烈なキャラクターに魅了されないはずがない。その後金田一耕助に出会うまで何度も何度も読み返す事になった。
 シャーロック・ホームズの熱狂的なファンの事をシャーロキアンと言うのだそうだ。シャーロキアンにはなり損ねたが、19世紀のブレンド煙草の煙をパイプからくゆらせると、紫煙の向こうに霧に沈むベーカー街が見えるような気がして、何だかちょっと気分が良くなるのだった。


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by marshM | 2007-11-05 23:59 |
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