黒猫
 プスは無理矢理食事を詰め込むように食べさせはじめてから少し元気が出てきた。しかし今日の診断は若干悪化しているとの事。熱冷ましと抗ウイルス剤を打ってもらって、不本意な食物の押し込みを力ずくで拒否する程元気が戻る。
 一日中猫の面倒を見ているわけにも行かない。仕事と家の雑事もボチボチこなす。今日は午前中青空が覗き、外で作業をしていると夏の日差しが戻ってきたかのよう。しかし体の一部でも日陰に入ると、さわやかな涼風が吹き付けてきて、ふと脳裏に去年の秋に過ごしたマラガの風景が甦る。
 地中海沿いの町並みはまだ夏のように日差しが強く汗が噴き出すが、それでも秋風が吹き路地裏はバカンスの観光客も少なく閑散としている。低い屋根の上には黒猫の兄弟が2匹、甘い香りの花の匂いを嗅ぎ枝にじゃれつく。その一画は猫の多い地区で、数歩行くと可愛らしい丸い目に出会うが、一番警戒心が強くてすばしっこかったのがその黒猫兄弟達だった。
 病に伏せった我が仔猫、カリカリ餌をポツリポツリと食べる姿が何ともいじらしい。あの兄弟達のようにまた元気に飛び回る姿を早く見せて欲しいと願って、足下に一つ一つ餌を出してやる。
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by marshM | 2007-09-02 23:59 |
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