読書タイム
e0087225_23526100.gif 私は本を読むのが遅い。人が1時間で読み終える物を3時間で読み、半日かかる物を1週間かける。世の中には速読なる物があり、鍛えれば文字を3行一度に追う事が出来るそうだ。常々私は読書の鍛錬が足りないと思っていたのだが、そうではないかも知れないという事に思い至った。
 映画や物語の中だけにとどまらず、座右の銘や詩の一節、有名人の感銘を受けた言葉をすらすらと引用したり、皮肉や洒落として持ち出す輩がいる、確実に存在する。それは文章を文字としてとらえ思想や主張として記憶するに違いない。文章を左脳で追い左脳に刻み込むのだ。
 所がどうだろう。私の場合、インプットは文章、つまり左脳なのであるがそこで全ての情報を左脳が右脳へ引き渡し情景描写として右脳に刻み込むのである。そして左脳から右脳へ渡す時に少しばかり時間がかかるので本を読む速度が落ちる、と言う仕組みなのだ。それが証拠に私が小説の気に入った下りを思い出す時、それは文章としてでなくありありとした映像なのだから。普段の会話に自分の経験を顧みてウンウン頷くより映画の関連したワンシーンを必ず思い出すのは、ひとえに記憶を右脳に頼っているからなのだと思い至ったというわけだ。
 仕事の打ち合わせに出る時、電車の中で本を読む。そうすると右脳と左脳の連携が活発になり、打ち合わせ時に次々と良いアイディアが浮かんでくる。それをやっていながら今まで気が付かなかったとは、なんたる虚け者であったか。中吊り広告で流行を知るのも良いがやはり電車の中は読書タイムなのである。

 ・・・ホンマカイナ。
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by marshM | 2007-01-25 23:29 |
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