使えぬ案山子
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 ウチの長屋は古くからの農家ばかりが並ぶ住宅街に建っている。大家さんは庭木の栽培業で、それでも他の農家より広い。庭の片隅には元厩があって、農具倉庫だか倉だかを取り壊してこの長屋を造ったという。
 大家さんの家とこの長屋をはさんで反対側ももちろん農家。広い庭で出荷用の野菜を時々梱包しているのを見かける。この家の裏手、ウチの長屋に面した場所にミカンの木が植わっていて、この季節になると小振りのミカンがたわわになる。去年は枝についたままほったらかしでシワシワにしおれて無惨にな姿をさらしていたが、今年はどうやら収穫する気があるらしい。何しろヒヨドリやオナガが群で来てミカンをついばんでいくので、そのままでは台無しになってしまう。鳥よけのデコイがぶら下がっているという事は収穫する気があるのであろう。
 鳥よけをつけるのは良いのだが、その中にCDの円盤が下がっている。これが晴れた風のある日にはまぶしくてしょうがない。これなら鳥だって嫌がるだろうと思いきや、ヒヨドリ君達は何も気にせずミカンをついばんでいく。効果もないのに迷惑千万な事だ。いっそBB弾で撃ち落としてやろうかとも思ったが、そんな三面記事に載りそうな事はとうていする勇気がない。しばらく様子を見てお隣に直談判しに行こうという話でまとまった。
 さて、いつまで様子を見たもんか。
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by marshM | 2007-01-22 20:04 |
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