焚き火と共に
e0087225_18212216.jpg 旨い物に大好きな人たち、そしてパイプをくゆらす時間がたっぷりとあった年の瀬と三が日が終わる。
 炭火をおこしてカニを焼きつつ紫色の煙を吐き出すと、つくづくパイプは大人の火遊びだと思い至る。火遊びと言えば良からぬ連想をするから、持ち運びできる焚き火とでも言おうか。
 キャンプに行くと「これがないと始まらない」とばかりに薪を集め火をおこす男達。火をおこし安定させ、必要に応じて火力を供給するにはそれなりの経験と技術を要する。パイプもまた然り。最初は火力を大きく安定させ、次第に舌に刺激の強い煙を作らない様に火を小さくし維持する。バンバン燃やすキャンプファイヤーも醍醐味だが、グラスを片手に何人か集まれば、暖かな赤い火がちらちら見える程度の焚き火を囲むのが一番楽しいのだ。
 そしてパイプに詰めるタバコの葉は詰め方にも吸い方にも技術を要する。水が流れやすい所を流れる様に、煙と火もまた通りやすい所を通り燃えやすい所が燃える。これ即ち仕事の流れと同じなのである。風が吹けば一斉に燃え上がるが、パイプを放置すると燃えやすい部分、関連囲い込みプロダクションにしか仕事が降りてこないのである。
 去年まで仕事を押さえたおかげですっかり仕事の環境が変わり、新しいパイプに葉を詰め直した様な気分で始まった新年。良い香りを楽しみつつ程よい美味さの仕事をこなしていきたい物である。
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by marshM | 2007-01-03 18:43 |
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