猛烈チャーハン
e0087225_19363034.jpg モニタを見に行った帰りにあまりにもお腹が空いたので、ラーメンでも一杯ひっかけていこうという事になった。そこで有楽町のガード下から見渡すと、そう遠くない所に「ラーメン」の文字がのぼりと共にはためいていた。そこは人がすれ違うのがやっとのくらいの戦後の時代を彷彿とさせるガード下の抜け道。表から二件目にラーメン屋はあった。
 表に出ていた雑誌の切り抜きによると「豚骨だしなのにあっさり東京ラーメン」とある。これは入らないわけにはいかない。入り口脇で食券を買って引き戸をくぐる。
 頑固オヤジの汚い店かと思いきやさにあらず、オヤジは愛想が良くカウンターも8人ぐらいしか座れないだろうテーブル席も綺麗なものだった。カウンターの上には銀座の歴史を語る写真。銀座と共に歩んできた店なのだろう。路地裏の老舗ラーメン屋だと言うだけでもう既に満足感に浸る事が出来る。
 出てきたラーメンは能書き通りあっさり醤油。麺は柔らかいがコシの残る縮れ中太麺。ねぎとメンマとチャーシュウ、煮卵がないのが残念だったが、チャーシュウはホロホロで薄味が染み絶品であった。
 これだけでは普通の美味しいラーメン屋でしかないのだが、この店はチャーハンを頼むとうるさい。中華鍋としゃもじが勢いよくぶつかり合い店中に金属音を響かせるのだ。「食事中にうるさ~い」と最初は叫び出しそうになるが、それが続くとだんだん笑いがこみ上げてきて、終いには自分もチャーハンを頼みたくなる。そんなに勢い込めて作ったチャーハンの味はいかほどのものか。今回は食券を買い直す煩わしさもあって頼まなかったが、次回は是非挑戦してみようと思わせる、騒がしくも楽しいラーメン屋だった。
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by marshM | 2006-08-25 23:59 |
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