沖縄ソバの旅 8
e0087225_0203764.jpg 1日目の3杯連続ソバに教訓を見いだした我々は、浜屋を出ると腹ごなしにコザへと車を走らせる事にした。
e0087225_021144.jpg コザ地区と言えば、映画のロケ地になる事が多い。すぐ側に嘉手納飛行場を抱えて基地と一緒に栄えてきた街だ。商店街には米兵相手にしてきた店が多く、横須賀のドブ板通りと何処か趣が似ている。とは言え、観光シーズンから外れた平日の昼間は閑散として寂しい。中央パークアベニューは火曜定休日で閉まっている店が多いのだが、営業しているのかいないのかわからないような店構えも多い。ここは日没から動き出す街なのかもしれない。
 カメラを片手にぶらぶらと歩き始めるが、所々で気になる空間が目につく。通りに面した店と店の間。人一人通れるくらいの隙間に面して店の裏口や居住区への階段が並んでいるのだが、少し上り坂になっていてその先は低い壁と空。一体その先に何があるのだろうか。




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 通りをはずれまで行くと回り込んで先程の空間の裏手に出る道を見つけた。道、なのだろうか、廃屋のように草木が茂った家の裏手に続く獣道のような場所をおそるおそる抜ける。するとそこには見事な亀甲墓が先程の商店街に額を寄せるように並んでいる。どこかしら生活感のある、静かな静かな空間。苔生した壁が奥へ奥へと我々を誘い、その先には古めかしい屋敷が鎮座している。
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 ガイドブックに必ず紹介されるいわゆる観光地に来て、またしても裏の人々の生活空間をのぞき見してしまった感がある。おかげで沖縄を少し身近に感じる事が出来たようだ・・・とは勝手な言い分か。
 食べるでも買うでもなければ、一回りすると満足してしまう。車でぐるりと近所を回るが映画で見たような記憶を引き出す場所は見つけられず、58号線に戻る事にした。
 58号を那覇方面に戻る途中には行きがけに寄ろうと話していた「メキシコ」がある。タコスの専門店だ。お昼の混雑に巻き込まれないうちにと思ったが、店の中は数組の観光客がいるだけでがらんとしていた。驚く事にメニューはタコス1種類とソフトドリンクだけ。しかし食べてみるとこれがうまい。一人で幾つでも食べられてしまいそうなうまさ。それでいて安い。もう一皿注文したい気持ちをぐっと抑えて心を次のソバへと切り替える。
 時間から言ってあと2軒が限界だろうと言う事で、早速夕べは通り過ぎた首里城を目指して車を進める事にした。
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「沖縄ソバの旅」9
「沖縄ソバの旅」1
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by marshM | 2006-07-04 23:59 |
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