沖縄ソバの旅 5 ちょっと一休み
e0087225_17183029.jpg 泊の「いゆまち」は漁港に併設された市場である。激しい雷雨に見舞われた我々はお土産の海ぶどうを手に入れる目的もあり、ここでしばし雨宿りする事にした。どうやらそのときの雷雨は沖縄に大きな被害を与えたらしく、翌日のニュースでは土砂崩れの一報に驚く事になるのだが、我々は何も知らずに南国ならではのカラフルな魚たちにしばし見とれつつ、落雷でチカチカ瞬く照明を見上げるのであった。
 新鮮を売り物にする市場ではさすがにこの天気で入荷が少なかったらしく、あまり良い海ぶどうを手に入れる事が出来なかった。しばらくぶらぶらした後、やや小降りになった雨の中を国際通りへと移動する。



e0087225_17331250.jpg 次のソバの予定は日が暮れてから。まずは宿に荷物を置いて国際通りを端から端まで散策する事にする。
 牧志公設市場を抱えた国際通りは観光客が誰しも一度足を踏み入れる場所ではないだろうか。沖縄の活気、特産物、何もかもが集約されている。しかし、そこからほんの少し脇道にそれた所に沖縄の面白さがあるような気がする。通りはあみだくじのように分岐し、分岐点には石敢富(いしがんとう)という魔除けが必ずと言っていいほど置いてある。一年中暖かな気候がコンクリートの隙間から草を芽吹かせ、屋根を緑に染める。
e0087225_17301912.jpg 日本であって日本でない、アメリカであってアメリカでない、琉球王国であって琉球王国でない。全てをチャンプルーのようにごったに詰め込んだのが沖縄であり、なんとも魅力的に見せている所以なのかもしれない。
 日も暮れてきた頃、「ゆいまち」で買い損なった海ぶどうを牧志公設市場で手に入れ、二階でオリオンビールを煽って喉を潤した我々は、いったん宿に戻ってから次のソバ屋に行く事にした。

「沖縄ソバの旅」6
「沖縄ソバの旅」1
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by marshM | 2006-06-22 18:03 |
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