沖縄ソバの旅 4
 さて、小一時間の内にソバ3杯と来れば正確な味覚に基づいたグルメレポートではない事を心して読んで欲しい。ラーメン博物館でもハーフサイズ3杯が通常の限界である。三枚肉の乗ったソバ3杯はいかほどの物か・・・。
 次にやってきたのはやはり車で15分とは離れていない、しかし中心街にだいぶ近づいた場所にある「あじゃず」。入り口は観葉植物で覆われ晴れた日にはパラソルの下でのんびり出来るのだが、少し弱まってきた雨を恨みつつ店内へ。ジャズの流れるテーブル席は普通の喫茶店の様。南国のコンクリートジャングルにあるオアシスと言った所か。そろそろ変わり種を注文したくなるが、ここはぐっと我慢して沖縄ソバ。普通に喫茶店のメニューもあってのんびり待たされるかと思いきや、意外とすぐに膳が運ばれてきた。
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 面白い物で店の雰囲気や外観は出される料理にも通じる物がある。モダンで清潔な作りのこの店ではソバも具・スープ共にバランスの取れた味付けで上品にまとまっている。美味いのだが沖縄ソバ特有の薄目の味付けがたたって箸の動きが鈍くなる。地理的要因で店を選んできたのだが、三軒目のここを二件目に持ってくれば味のグラデーションが出てすんなりと腹におさまったかもしれない。などと思いつつそれでも完食。
 それにしても出発点のDFSギャラリアから国際通りを抜けて那覇港沿いに一回りした中で沖縄ソバを売りにしている店の多かった事。本州でソバやうどんの店が商店街ごとに何軒も建ち並ぶのと同じ感覚で沖縄ソバの店が点在している。その中でもこの店は異色な存在なのではないだろうか。近所のOLがランチに選びたくなるようなと言えば的確だろうか。
 そしてサイドメニューのコーヒーの値段が安くて目をひく。空港に降りたって以来水分は頭に降りかかる雨水しかお目にかかってなかった我々は早速アイスコーヒーを注文。口の中がさっぱりしてなんとも美味かったこと。このままではまともに味わう事が無理と判断した我々は、腹ごなしに泊の「いゆまち」へとハンドルを切るのであった。

「沖縄ソバの旅」5
「沖縄ソバの旅」1
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by marshM | 2006-06-18 23:58 |
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