沖縄ソバの旅 3
e0087225_22253148.jpg 降り始めた雨はどんどん強くなり、ちょうどお昼時にさしかかって混雑するソバ屋の、駐車場空きを待つ我々の車に容赦なく小刻みなリズムをたたきつける。
 一軒目の「亀かめそば」を出た我々は、歩けば10分とかからない海沿いの通りに面した「だるまそば」を次の標的に選んだ。トラックや営業車の行き交う産業道路沿いの小さな店は、何だか見慣れたラーメン屋か定食屋のようなたたずまいで、いつもの街でふらっとお昼を食べに寄ったような錯覚に陥る。



 程なく駐車場が空き土砂降りの中を走って庇の下へ。冷房が効いて濡れた背中がひんやりと体温を奪う店内は、やはり何処か懐かしい作り。注文は券売機で食券を買う。後の事を考えて宮古ソバの(小)を二人して選択。お盆に載せられてやってきたソバは普通に見慣れた量の器。いったい(普通)や(大盛り)はどれほどの量なのだろうかとつい辺りを見回してしまう。
 味はつゆが若干濃い味付け。労働者向けにそうなったのだろうか、しかし普段ラーメンを食べ慣れた私にはちょうど良いくらいの塩気。一軒目ではリゾート的な沖縄らしさを味わい、ここでは沖縄の生活の一部を味わった感じ。
 運ばれてきたソバを見て気が付いたのだが、沖縄のソバは器のすり切りいっぱいにスープが盛られ、お盆の上で豪快にこぼれながらテーブルにやってくる。それがまた島のおおらかさというか、日本酒の熱燗を升や皿にこぼしてつぐようなもてなしを感じるようでうれしい。
 ここで腹ごなしに観光をするか、もう一軒近所に寄るか、二人で相談するが腹の具合は「まだいける」と言っているようである。まだバケツをひっくり返したような雨をレンタカー目指して小走りに急ぐ事になった。

「沖縄ソバの旅」4
「沖縄ソバの旅」1
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by marshM | 2006-06-17 23:59 |
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