射撃
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 子供の頃はモデルガン少年だった。「太陽にほえろ」や「ダーティー・ハリー」に出てくる力強い武器に憧れて、金属製からABS樹脂製までいろいろ揃えては、友人達と見せ合ったり撃ち合いの真似をしてみたり。本物に関する情報誌やムック本も結構揃えていた。
 少し前の事だが、グアムに行く機会があって観光客の例に漏れず私も射撃場を体験してきた。成人してモデルガン熱が冷めたとは言え幼少の頃からの夢である。銃社会の犯罪率や世界の戦争事情はとりあえず忘れ去って、嬉々として射撃場を訪れた。
 選べる銃や弾数には値段設定で制限があるので、38口径と9mmオートマチックのコースを選ぶ。38口径はSmith & Wesson の新しめのフレーム。9mmは精度が良ければ「リーサル・ウエポン」のようにM92Fで的に顔を描いてみたかったのだが、グロックがあるのを見つけてそちらにする。「追跡者」で保安官が「銀ピカはダメだ、グロックにしろ」と言っていたヤツだ。
 本物の銃は予想に反して良く的に当たった。的の点数に気を取られなければ顔も描けたかも知れないが、あの主人公のように抜き打ちで一気には無理だろう。その射撃場は安全性を考えて撃つ前に的の方にしか向かないようにワイヤーを銃にかけるのでなおさら。もちろん昔読んだ本にあったように悪ふざけで婚約者に向けて暴発したなんて事故がないから安心である。
 脇目もふらずに撃ち続けた結果はなかなかの出来。オーナーである日系のお爺さんに「明日357マグナムを試しに来い」と誘われてしまった。翌日行ってみると割引で撃たせてくれて、感想を話した彼の顔には昔遊んだ友人達と同じ表情が浮かんでいた。底に流れているものは一緒だという事か。
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by marshM | 2006-01-19 23:23 |
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