金縛り
e0087225_21511494.jpg 毎夜毎夜、金縛りに合う。草木も眠る丑三つ時、ふと気がつくと布団の中で身動きが出来ないのだ。体の上にのしかかる重み、かすかに耳へと届く息づかい、そして突然迫り来る何者かの足音。
 この冬一番の冷え込みが続く夜は暖かい布団に首まで包まれていないと風邪をひきそうなくらいに寒い。それは人間のみならず、毛皮を被った猫たちでも同じ事らしい。夜、寝室に人間が引き上げる頃、一渡り駆け回って運動をした後に程よく暖まった布団に潜り込んでくる。今までのように黒猫プスが足の間に滑り込んでくるだけなら良かったが、気がつくとアズキ・トワ・ルーもそれぞれお気に入りの格好で布団の中や上に乗っかってくる。これでは金縛り、ならぬ猫縛りだ。朝起きると寝返りもままならない体はあちこちギシギシ軋んでいる。
 今夜も大分冷え込んできた。風呂から上がったらアイアンメイデン・・・いや鉄壁の猫囲みが待っているのだろう。それもまた愛らしいのだが。
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by marshM | 2012-11-15 22:05 |
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