陸の風読み
e0087225_0115753.jpg 東京の街は人が歩く速度がどの街よりも速いと聞いた事がある。関西でもっとも大きな都市大阪の街を歩いてみて、なるほどやはり東京の人たちは歩くのが早かったと思う。いや、言い換えれば私の歩く速度が周りに全く合っていないのだ。
 私鉄・地下鉄・JRが乗り入れる巨大乗換駅の連絡通路を朝の通勤通学時間帯に目的の路線に向かって歩くのはかなりの技術がいる。特に遅刻ギリギリに家を出るのが普通となっている場合、ヨットマンの風読みのごとく人の流れを読み渡っていく術が生死を分かつのだ。
 関西のエスカレーターは東京と違って右によって左をあける。しかし左側をせかせかと先を急ぐサラリーマンはさほど多くない。郷に入っては郷に従え。しばらく風読みの技術は封印、と言う事になりそうだ。
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by marshM | 2012-06-24 23:59 |
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