廃屋
e0087225_23374669.jpg 今住んでいるすぐ近くに全く無人の集合住宅が放置されている。築年数も相当古いらしく、今では斬新ささえ感じてしまうほど独特な作り。きっと数十年前にはこんなアパートや社宅が「新しい」ともてはやされたのだろう。
 地方だから空き家が多いというわけでもない。以前住んでいた都内でも裏通りには誰も住まなくなった商店が手つかずで放置されていたし、生まれ育った横浜でも夏になると雑草に埋もれるようになるお化け平屋があった。
 土地も売らず建物も壊さないのにはきっといろんな訳があるのだろう。防犯上好ましくないと入口を板で囲ってしまうのもうなずける話だ。ただしかし、その存在が毎日前に進み続ける人間の生活に、アルバムのように時を留め差してくれるのも事実なのだ。
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by marshM | 2012-06-21 23:46 |
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