タンバリンギャラリーのこと
e0087225_0414466.jpg タンバリンギャラリーを知ったのは私に個展を勧めてくれたカメラマンの友人からの紹介だった。それではと出かけてみると、立地も雰囲気もよく一発で気に入り、あれよあれよと言う間に個展の日にちまで話が進んでしまった。
 何よりも良かったのは、久しぶりにアートの現場と言った雰囲気にひたれたことだろう。タンバリンギャラリーは学生の頃から知っているスペース・ユイともつながりがある。出入りするのは一線で活躍する芸術や編集の関係者。こんな環境で血が騒がないほうがおかしいと言うものだ。
 個展の準備中に昨年春に若くして亡くなった、タンバリンギャラリーの立ち上げにもかかわった永井宏さんを顧みる展示会がスペース・ユイと共同で開かれた。永井さんの作風は独特で、どこかで一度は目にして記憶の片隅にその印象を残しているものばかり。作品一つを見るたび、話一つを聞くたびに、どうしてもっと早くこのギャラリーと出会わなかったんだろうと残念に思うのだ。
 それでも、タンバリンギャラリーができたのは2010年、ごく最近のことである。そして、私が自分で面白いなと思えるような作風を作れるようになってきたのもごく最近のこと。遅い様でいてちょうどいい時期に、なるべくしてめぐり合えたのかもしれない。
 ギャラリーの高橋キンタロー氏、山崎直幸氏に「ここをホームギャラリーだと思って」と言葉をいただいたのがとても印象に残っている。もちろん、毎年ここへ帰ってくることを目標において、作品を作りためようと新たな目標ができたことは言うまでもない。
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by marshM | 2012-03-29 23:59 |
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