冬らしく
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 12月も後数日ともなると、中央通の銀杏並木はすっかり寂しげに丸裸となる。それでもしぶとく葉が残った樹からは、風が吹くたびにはらはらとボタン雪が降る様に葉が落ちる。
 お昼時、秋葉原の街はサラリーマンと休みに入った学生たちとであふれかえる。朝から降り続けた銀杏の葉は人々の靴に幾度も踏まれ、乾き砕けて歩道の端に黄色い粉雪の様に山積みになる。それほど風が強いわけではないから歩道の段差に阻まれて留まっているが、これが強い北風にあおられるといったいどうなってしまうのだろうか。
 灰色の街を舞う黄色い粉雪を想像して悦に入るが、水分でできた雪とは違って喉のいがらっぽさが増したような気がして、信号の変わり目と共に足を速めた。
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by marshM | 2011-12-28 23:59 |
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