明け方の悪夢
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 明け方、レム睡眠とレム睡眠の合間、沈殿した記憶の中に呼びかけるわずかな刺激が朦朧とした意識をパニックに陥れる。ほんのわずかな兆候、動いても動かなくても力を抜いても入れても、そいつから逃れることはできない。
 そのナイトメアの名は「こむら返り」。何度繰り返しても未然に防ぐことも最小限に抑えることもできない。今朝の奴はただふくらはぎを伸ばしただけでは痛みが増すばかり、足全体を伸ばしてからふくらはぎを伸ばさなければ痛みが消えなかった。
 こむら返りは冷夏のプールで泳ぎまくっていた中学生の頃から数え切れないくらい起こしているが、それでも夢うつつの脳ミソでは足を伸ばして良いのか縮めて良いのかさえわからなくなってしまう。罠にはまったウサギのように途方にくれてしまうのだ。
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by marshM | 2011-11-04 23:04 |
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