御徒町から毎朝外神田まで歩く間に、中央通が万世橋まで真っ直ぐ見渡せる位置を通る。その位置から見る景色は私のお気に入りの一つなのだ。目の疲れ具合の目安になるし、何より味気ないアスファルトの街なのにその時々の季節を主張しているところが面白いのだ。
夏、アスファルトには逃げ水が現れ、熱せられた空気が揺らいで町は溶けていく。 秋、深まるにつれ銀杏の色づきとともに霞がかかり視界は薄れてくる。 冬、凍てついた空気はさえぎるものもなく、時間さえも凍らせたように全てを見通させる。 春、そしてまた霞の春。暖かな日差しと歩き回る花たち。 都会の味も素っ気もない幹線道路だが、案外いろんなところに季節の象徴は転がっているのだ。
by marshM
| 2011-11-02 23:03
| 景
|
ブログパーツ
以前の記事
リンク
ならんちゅぬツブヤキ
三須の一言・・・ イスラミック・ブルー なおすけの日日是好日 ディープコザ発沖縄ブログ Apoptosis ピキっと。 江古田日和(えこだびより) コリドー街スペインバル Bar de Ollaria ローマ、フィレンツェなど イタリア旅行情報サイト: アーモイタリア ホームページ フォロー中のブログ
カテゴリ
タグ
最新のトラックバック
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||