都会の生活
e0087225_3215712.jpg 今住んでいる部屋は北西を向いている。部屋を選ぶ基準といえば日当たり良好と相場は決まっているのだが、あえて日の当たらない部屋を選んだのにはわけがある。そのわけはまた別の話として、日当たりの悪い部屋に住んで実際不便だと思うことは実は二つしかない。洗濯物の乾き具合と観葉植物の成長だ。
 洗濯物は風さえ吹けばよいとして、観葉植物にとっては死活問題だ。とは言え、日がさんさんと当たればそれで良いというわけでもない。中には強い日差しを嫌う植物もあるのだ。それでも風の流れの少ない密閉式の部屋では多肉植物はだめになってしまった。
 そんな過酷な条件でも窓辺に置いたりこまめにベランダに出してやることで八割は生きながらえている。案外虐げられてそれでも健気に生長している植物を見ていると余計に愛着もわき、手入れも頻繁になるものなのだ。
 都会の住宅事情は複雑で、日当たりが悪かろうが騒音がひどかろうが売れる物件はすぐに借り手がつく。観葉植物も人間も馴染んでしまえば強く生きていくのだ。生きるとは、そういうものなのだ。
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by marshM | 2011-10-29 23:59 |
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