煙る空
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 霧のような雨のような、厚い雲の下を歩いていればいつの間にか上着が濡れているのに気が付くような、そんな天気の昼下がり。風がないので陽が差さなくてもそれほど寒くはない。
 ベランダの狭い軒下にパイプとコーヒーと分厚い本を持って出る。寒さに震えることなく活字を目で追っていると、いつの間にか時間が過ぎている。丁度くわえているパイプに詰めたパイプ煙草のターキッシュの旨味のように、目を上げて優しく映る雲の濃淡のように、濃密な時間が過ぎた。



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by marshM | 2010-03-06 23:46 |
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