私には向かない職業
e0087225_0405231.jpg 私はきっと小説家にはなれない。文章を書くのは苦にならないし、面白いストーリーを考えるのも楽しい。しかし一つ欠点があるのだ。
 物語に出てくる文学かぶれのキャラクターは本で読んだ文章を引用するのが得意だ。所詮物語のキャラクターだから誇張して書かれていると言えばそれまでだが、人の書いた文章を空で言えるほどしっかり記憶しておくというのは大事な事だと思う。人様に読ませる文章を書くのであれば、より多くの語彙や表現が必要になるのは当然の事だろう。絵でもそれは同じ事、色鉛筆やパステル、水彩と多彩な素材を試してこそ自分の表現が見つかる。
 そこで私はどうかというと、小説の内容はほとんど映像で記憶しているから話にならない。読む端から映画の様に情景として脳細胞に蓄積されていくのだ。何度も読み返しているシリーズ物の常套句であれば何とか記憶の片隅に引っかかるが、それが横溝正史と海外の海洋冒険ものではつぶしがきかない。
 そもそも小説家になったら面白いか?などと思いつく方がどうかしているのだ。来年は原稿用紙ではなくイラストレーションボードを大量に買い込んでこようと心に誓った。



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by marshM | 2009-12-17 23:59 |
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