秋の終わりに
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 何だか久しぶりに外に出た気がする。正確に言えば自分が住む町から外へなのだが、買い出しに行く見慣れた道を車やバイクで走るのではないと言う意味で言えば、久しぶりに家から外に出たと言っても過言ではない。
 SNSやtwitterで葉が黄色く染まってきたと方々から映像が届くが、自分の目で見ると紅葉の季節がやってきたんだと空気で実感できる。山や雑木林や街路樹が、鮮やかに赤く黄色く染まっている色彩は目に楽しい。
 近所にある巨大ショッピングモールからクラフト素材ショップが撤退してしまったので、手軽に行かれる距離で画材を置く店が無くなってしまった。そこでネットで調べて最寄り駅から4つめの所に画材屋を見つけたので、気晴らしに行ってみる事にしたのだ。定休日を聞こうと前日に電話した時、いくら呼び出し音が鳴っても相手が出ない時点で嫌な予感はしていた。その店は行ってみると、棚の前に描きかけか仕上がっているのか大きなキャンバスが沢山立てかけられ、その棚にはほとんど商品は無かった。察するに、自ら絵を描くオーナーが自分の画材を仕入れるついでに教室や学校に画材をおろしているのだろう。クロッキー帳一冊買うのに取り寄せだと聞いて、あきれて店を出てきた。もちろんただ出てくるのでは失礼かと思って、最小限マスキングテープだけはでかいキャンバスの影から引っ張り出してもらって最後の一本をもらってきたのだが。
 たぶん二度とあの店に行く事はないだろう。秋の日の紅葉狩りに余興が付いた、と思えばなんと言う事もない。



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by marshM | 2009-11-26 23:59 |
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