ヒマワリ
e0087225_1125131.jpg 小さなバスが走る通りにぽつんとあるコンビニの前、畑の一角にある野菜即売所の横に大きな壁を作っていたヒマワリがいつの間にか頭を垂れて茶色くすすけていた。一輪もらって来年植える事は出来ないかなどと考えてみるが、その植える場所がない。植える場所があったとしても、うちには反対意見を打ち立てる強硬派がいる。
 以前庭の広い一軒家を借りていた時は、夏にヒマワリを植えたのだが、ヒマワリは枯れた後の処分に困る。実は取っておいて再利用がきくが、枯れた茎や葉は引っこ抜いて細かくして燃えるゴミに処分しないと、いつまでも茶色いみすぼらしい姿をさらし続ける。大きくなる種だと庭を眺めた時の占める割合も大きい、と言う事は不快度も大きいのは私にも理解できる。
 気温の上昇と共に太く大きく成長し、太陽のような大輪の花を咲かせるヒマワリは夏の象徴だ。その夏の象徴が秋と共に盛大に枯れ行く姿は、ただでさえ肌寒さに寂しく感じる秋の空にワビサビを当てはめる以上の寂寥感がある。
 どこか、広い空の下で元気に空を見つめる姿こそ、夏の象徴のあるべき姿なのだ。狭い庭ではかわいそうというものか。


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by marshM | 2009-09-16 23:59 |
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