部屋に差し込む陽の光がすっかり長くなった。天高く登ってから時間が止まったかのように下界を見下ろす太陽が輝いていた季節は終わりに近づいている。
そこに行けばいつでも存在する夏はありがたいが、やはり四季を通じて復活するからこそ夏のありがたみが増すというものだろう。小説『グラン・ヴァカンス』のコスタ・デル・ヌメロ(数値海岸)の様に常に変わらない夏の日の一日を繰り返すのでは、AI達のように心が固まってしまう。 しかしながら、あの夏の日をいつでも体験できる仮想空間があればどんなに楽しいだろう、と考えずにはいられない自分も確か。それは夢の彼方にあるからこそもう一度と思うに過ぎないというのに。 来週には秋雨前線が待ち受けているという。もう少し余韻を楽しむために、夏を舞台にした小説を幾つか引っ張り出してこようか。 ↑ポチッとよろしく。
by marshM
| 2009-08-19 23:59
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