夏の理由
e0087225_3111479.jpg 予報に反して朝から焼け付くような夏空。丸一日休みにしても良かったのだが、することもなくなるべく早く片を付けてしまうために前半は仕事をする。
 顔を上げて窓の外を見るとハッキリとしたコントラストと青い空。子供の頃は外に出かけるのに理由付けなど必要なかった。面白い事は画面の中ではなく、すべからく外にあったのだ。汗でドロドロになろうとも蚊に食われようともそんな事は苦にならない。とにかく一日が始まれば外に飛び出すのだ。
 夕方まだ青々とした空を見上げると大きなカブトムシがどこからか飛んできた。誘われるように後を追い、ついでにぐるりと散歩をしてくる。カブトムシの樹は誰かが仕掛けた餌が無くなり高いところにしか姿が見えない。いなくなったテビチは近所の群れにも姿形はない。肩すかしばかりだが何だか楽しい夕暮れ、細い月が見下ろしていた。


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by marshM | 2009-07-26 23:59 |
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