遠い雷鳴
e0087225_1232558.jpg 西日本を通過中の局地的豪雨は、電話の向こうからでも聞こえるほどの雷鳴を伴っていた。
 この連休中、横浜は毎日のように打ち上げ花火の音が鳴り響いていた。多分港の方からだろう、低い破裂音が何度も繰り返し聞こえてくる。遠くの花火の音を聞いていると、きっと隣町が空襲にあったとしたらこんな音なのだろうか、などと想像する事がある。私の親の世代は子供の時分に戦争を経験しているので、時折空襲の話をしてくれた事があった。ちょうど港から打ち上がる花火は話の中の艦砲射撃を連想させる。
 殺人兵器の炸裂音と違って、プラズマが発する光と音の自然現象は平和でどこか心躍るところがある。それでもごく近くに落雷すれば少なからず被害が出る。そうはわかっていても、いや、わかっているからこそ、あの大きな音と龍が登るような稲妻はいつまでも飽きずに眺めていられるのだ。
 果たして、西日本の不安定な大気は関東にもやってくるのだろうか。


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by marshM | 2009-07-19 23:59 |
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